http://xn--pckln2b1433b8fm.xyz/

ロングトーン練習

ロングトーンとは

ロングトーンとは金管楽器を吹くときや、歌を歌う時に一定の高さで音や声を長く伸ばすことをいいます。

 

ここでは歌唱のロングトーンではなくサックスのロングトーン練習についてお話します。

 

サックス初心者・中級者・上級者とレベルに合わせたロングトーンの練習方法を順番に説明します。

ロングトーンは基本の「き」

ロングトーンはサックスを吹くにあたって基本中の基本です。

 

ロングトーンの意味は文字通り1つの音を長く吹くことです。
簡単そうですがとても奥が深いんです。

 

ロングトーン

サックスは音を出すのは簡単ですが良い音を出すのは難しいです。
サックス初心者の方には、いきなり音階や曲から吹きはじめる人がいます。

 

ロングトーンを練習しなくても、もちろん演奏する事はできますが年月ともに差が歴然としてきます。

 

いつまで経っても高音域がでないとか、汚い音を出す人、力んでしまう人など様々です。

 

力んだまま演奏することで変なクセがつき、長時間の演奏が困難になり年齢とともに吹けなくなる可能性もでてきます。

 

また腰痛、顎関節症などの疾病を引き起こすケースもあります。

 

ビブラートが掛からなかり、音量の差が出せないなど多くの問題点がでてくるのでロングトーンの練習は地味ですがとても大事な練習なのです。

 

ロングトーンの練習をしない人は必ずライバルに差をつけられます。

 

5年後、10年後には圧倒的な差がついていることでしょう。

 

サックスの良い音を出すのに簡単な方法はありません。
ロングトーンを日々練習することで努力の結果、素晴らしい音色に変わっていくのです。

 

ロングトーンをしっかりと練習しないと変な奏法のクセがつき、身体と音の感覚がズレてしまうので注意してください。

ロングトーン練習:初心者

ロングトーンは一つの音を伸ばし続けるだけなので、単純で飽きやすいということがあります。

 

しかし、ロングトーンはこれがどうしてなかなか奥が深いんです。

 

ロングトーンの練習を飽きずに継続するためにも、練習する時には目的をもって練習するといいでしょう。

 

同じロングトーンの練習をしていても目的をもって練習をするのと、しないのとでは上達のスピードに圧倒的な差が生まれます。

目的を意識して練習する

  • 音の吹きはじめから終わりまで音量・音色が変わらないようにする。
  • 大きな音で吹く
  • 自分が思ったタイミングで音がでるようにする。
  • 腹式呼吸を意識する

サックスは中音域の音は比較的出しやすく、低音域の音は意識したタイミングで音が出なかったりします。
全ての音域で音量・音色が安定するように心がけてください。

 

初めは音を出しやすい中音域から始めます。

 

1回のロングトーンの長さはメトロノームを用いて4拍から始めます。
拍子を頭の中でカウントしながら吹きます。

 

4拍で息が途切れずに吹くことができたら、次は8拍、16拍と伸ばしていきます。

 

同じように、より肺活量を必要とする低音域や高音域も練習します。

 

サックス初心者は、まだ口の筋肉組織が作られていません。
ですから音が安定するまで時間がかかります。

 

ロングトーンを練習することでアンブシュアが安定し良い音を出せるようになります。

 

まずは、全ての音がしっかり鳴るということを目標にすることがサックス上達の一歩です。

 

また、サックス初心者は息を吸い込むブレスという習慣がないので、まずはしっかりと息を吸う事を意識します。

 

息をしっかりと吸い込んで大きな音を吹いてみましょう。

 

大きな音の幅を広げておくことでダイナミクス(強弱)の練習にもなります。

 

ただし、あまり力み過ぎて息を入れ過ぎると音が裏返ったり音が割れたりするので注意して下さい。

 

大きな音を出す練習を繰り返すことで音が裏返ったり、音が割れる感覚を体に覚え込ませます。

 

最初は力が入るのはしょうがないですが、ロングトーンを継続練習することで、少しづつ力を抜いて楽に吹けるようになります。

 

ロングトーン練習方法吉野ミユキのサックス教則本でブレスと腹式呼吸の基本からマスターできます。

 

ロングトーンは、サックスがどんなに上達しても必ず行うレトレーニングのの一つです。
我流ではなく、基本をしっかりマスターするようにして下さい。

ロングトーン練習:中級編

まずはプロのサック奏者、大好きなプレーヤーの音をいつもイメージしながら練習します。

 

ロングトーン練習方法吉野ミユキのサックス教則本にはDVDがついているので、まずは、それをしっかり聞くようにします。

  • 音の出し始めの発音を意識して練習する
  • ピアノ、メゾピアノ、メゾフォルテ、フォルテなど、音量の違いを練習する。
  • クレシェンド&デクレシェンドで練習する。

発音はとても大事です。
タンギングがしっかりしていないと音の出方がかわってきます。

 

低音や高音のコントロール、全く震えない音を目指して練習します。

ロングトーン練習:上級編

  • 音程を常に意識する
  • ビブラートをかける
  • 明るい音、暗い音、軽い音、重い音など、音の響き、音色を変えた練習をする

音程は寒いと下がり、暑いと上がります。
必ずチューナーを使って音程を合わせるようにします。

 

音色はマウスピースやリードによって大体決まりますが、人間がコントロールすることで音色を変える事が可能です。

 

ロングトーン練習方法吉野ミユキのサックス教則本でビブラートや腹式呼吸、タンギングがマスターできます。

 

ロングトーンを練習しないとどうなるか?

冒頭でも書いたように、いつまで経っても高音域がでないとか、演奏中に汚い音が混じってしまう、力んでしまうなど人それぞれですが、

 

共通していえるのは、正しい体の使い方ができていないので長時間の演奏は困難になります。

 

正しい体の使い方とは、サックスを吹くときの息の使い方です。

 

サックスを演奏する時には循環呼吸なので身体の組織を色々使います。

 

年齢を重ねるごとに無理が効かなくなったり、腰痛、顎関節症などの疾病を引き起こすこともあります。

 

腰痛、顎関節症は高齢者だけでなく若い人でもなります。

 

サックスを続ける限り、常日頃から練習の始まりはロングトーンからスタートしましょう。

 

これは初心者だからではありません。
必ずプロ奏者も行っていることです。

 

>>サックス教室:TOPページ

ロングトーン練習関連ページ

サックスが木管楽器の不思議
サックスは木管楽器です。エッ、嘘でしょ!という声が聞こえてきそうですが、本当なんです。じゃあ、昔は木製でできていたからだ。でもないんです。なぜ、サックスが木管楽器に分類されているのか説明します。
サックス 組み立て方
サックスの組み立て方を動画も交えて詳しく解説します。正しい組み立て方を覚えないと楽器に不具合がでたり、音質が変わったり、おかしな奏法が身についてしまいます。
サックス拭き方
サックス拭き方をわかりやすく一から説明します。一番重要なことは水分を完全に除去することです。メンテナンスをキチンとすることで音色まで変わってきます。
マウスピースとリード選び
サックス初心者にとって、マウスピースとリードの選び方はとても大切です。経験者でも悩む方が多いのが正しいリード選び方です。
正しい姿勢と呼吸法
アルトサックスの正しい姿勢と呼吸法を身につけることが美しい音色をだすことにつながります。ここで説明することを理解することで自然体で構えることができます。
ダンギング
アルトサック初心者の方に、ダンギングとは?の説明から具体的な口の形、バランスを養うための練習方法でハーフタンギングを紹介します。
アンブシュア練習方法
アンブシュアの基本の考え方と練習方法です。アンブシュアがきちんとできないとロングトーンだけでなく表現に合わせて柔軟に音を変化させることができません。
サックス 腹式呼吸法
アルトサックスの腹式呼吸法を3段階でわかりやすく説明します。この通りに実践すればあなたも腹式呼吸をマスターできます。
サックスのブレス練習法
アルトサックス初心者のためのブレス練習法です。なぜ、息が続かないのか?ブレスの後にアンブシュアが崩れない方法や簡単に身に付く腹式呼吸法などをマスターすることであなたのブレスは完璧になります。
スケール練習
アルトサックスが上手くなるにはスケール練習は必須です。スケール練習が確実に出来るようになればアドリブが何も考えることなく指が勝手に動いてくれるようになります。
アルトサックス 運指
アルトサックスの運指は小学生の時に習ったリコーダー(縦笛)の指使いと同じです。簡単ですが慣れるまで時間がかかったりもたついてしまう方も少なくありません。そんな方にアルトサックス運指のコツや早い指の動かし方、ストレッチ方法を紹介します。
ジャズとクラシックの違い
ジャズサックスとクラシックサックスの世界は、実はかなり違います!その違いを説明します。
ビブラート
アルトサックスでビブラートの練習は上級者になってからと言われますが、そんな事はありません。サックス初心者こそ初期段階で練習すべきテクニックです。