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リードの選び方

リードの選び方

【最新情報】
音が鳴らないリード(消音リード)が開発されました。
自宅練習におすすめです。

良いリードを選ぶことがアルトサックスの良い演奏につながりますが、
経験者でも悩む方が多いのが正しいリード選びです。

 

リードは数字によって硬さと厚さを表示しています。
1/2ごとに表記され、2、2半、3、3半とか、ソフト、ミディアム、ハードとかで表示されています。

 

Daddario製ではプラス(+)の表示が加わりさらに細かく分けられています。

 

数字が大きくなるほどリードは厚く硬くなります。
柔らかいリードは音が出やすいのですが音色が濁りやすいです。

 

アルトサックス初心者なら2半、あるいはミディアムが適しているでしょう。

 

リードの選び方

サックス初心者は「柔らかめのリード」がおすすめです。

リードが硬いと息がつまってしまうからです。

 

しかし、2を使用すると薄い分音が出しやすいですが、アンブシュアをしっかりマスターするまでは使わない方がいいでしょう。

 

音色の幅は広がるのですが、口先だけ吹けてしまうので、お腹で支えた息で、息の速度・方向をしっかりとコントロールする技術がないと、薄っぺらい魅力のない音になってしまいます。

 

アルトサックスのリード選びのコツは自分が求めている「硬さ」を理解することです。

  • 柔らかいリードは、振動しやすいですがコントロールが難しいです。
  • 逆に硬いリードは、振動しにくいですがコントロールがしやすいです。
  • 初心者は柔らかいリードを好み、上級者ほど硬いリードを選ぶ傾向にあります。

 

マウスピースの開きによってもリードの選び方は変わってきます。

 

マウスピースの開きが狭いものには厚めのリード、広いものには薄目のリードが使われることが多いです。

 

アンブシュアや息の使い方ができるようになってから自分と相性の良いリードを探してみたらどうでしょう。

 

サックスの種類は「ソプラノ」「アルト」「テナー」「バリトン」の4種類あり、
それぞれリードの形状も変わってきます。

 

リードのパッケージには『ALTO』『TENOR』と英語で表記されているので、
テナー用のリードをアルトに使用することなんて事がないようにしてくださいね。

プロが教えるリードの選び方

吉野ミユキのアルトサックス初心者講座なら、正しいリードの選び方を図解入りで詳しく解説しています。
よかったら参考にしてみてください。

 

【吉野ミユキのアルトサックス初心者講座より抜粋】

リードの選び方


スケール練習 吉野ミユキのサックスレッスン講座

リード削り方の特徴
ファイルド(フレンチ)カット

リードの選び方

カットの境目が横線
明るめの音色が特徴で吹奏楽やオーケストラの演奏に向いています。

アンファイルド(アメリカン)カット

リードの選び方

カットの境目がU字型
暗めの音色が特徴でジャズ演奏に向いています。

原材料が天然素材の「葦(あし)」なので2つとしておなじ物はありません。

 

ですので同じメーカーのもので同じ厚さでも1枚1枚すべて個性が違います。

 

当たり外れがあります。

 

見ただけではわかりません。
楽器店でリードを数枚購入して試してみてください。

 

良く鳴るリードと、音の出にくいリードがでてきます。
実際に吹いてみて音が出やすく大きな音がでるリードをその中から選んでください。

 

初心者でも、良く鳴るリードは必ずわかります。

 

新しいリードでも鳴らないものより、古くても鳴るリードを使用するようにしましょう。

 

数値が同じでもメーカーによって吹き心地は違います。

 

2半、あるいはミディアムで吹きにくいと感じたら数値はそのままで他のメーカーと変えてみましょう。

 

とはいっても、初心者は選り好みをしないでまずは使ってみることをおすすめします。

 

リードは10枚入りで3,000円〜4,000円する高価なものです。

 

使わないのが出てくるともったいないです。

 

正直、初心者はすべてを使うことで違いがわかってきます。

 

実際、プロの方でも違いをわかりながら購入したリードは全部使用している方が多いです。

 

一枚一枚試し吹きをしながら良いものだけを選び、よくないリードは使わないというこだわりを持っている方は意外と少ないです。

 

サックスの技術が上がってくればリードに合わせて吹き方を変えるということもできるので、
初心者の方はまず、購入したものは選り好みしないで全部使うようにしましょう。

 

練習を重ねることで、口周りの筋肉が付いてきたら3に上げてみても良いでしょう。

 

リードを購入したらすること

開封したばかりのリードは湿らせて馴染ませないと、安定した音を出すことができません。

 

リードを購入して、そのまま使っても満足することはありません。

 

リードが過剰に乾燥して振動しにくい状態になっているからです。

 

ですので適度に湿り気を持たせ繊維質を安定させる必要があります。

 

次の手順でリードを安定させてください。

  1. 水を浸した容器を用意します。
  2. 購入したリードを箱から全部取り出し、カットした部分のみを水に浸けます。
  3. 90秒ほど浸けたあと、リードを取り出し、クロスで水気を拭き取り付属のリードガードにしまいます。
  4. 箱のふたはあけておき自然乾燥させます。
  5. この作業を3日間繰り返します。

リードの裏面を削る

リードは水分を含んで乾燥すると、表面に凸凹ができるようになります。

 

このままの状態だとマウスピースとリードを接着させることができず、反応が悪くなり思ったような音を出せなくなってしまいます。

 

山形の部分もきれいになっているほど整った音が出るので山形の面もリードギークの角の部分を使ってこすってみて下さい。

 

リードギークは世界的なサック奏者も使っていて、コンパクトなのでいつでもどこでもリードの手入れをすることができます。

リードギークの使い方

リードギークとはどういうものかというと、リードを削って調整する器具のことを言います。

 

なぜ、リードを削るのかというと、「リード削り方の特徴」でもお話したように、リードは同じメーカーのもので同じ厚さでも当たり外れがあります。

 

合わないリードでも無理して使う、捨てるなど人それぞれだと思いますが、リードギークを使えばほぼ9割ぐらいは合わせることができると思います。

 

リードが合わない原因というのは、分厚くて吹けない、音が出にくいという感じなんですが、そんな時リードギークでリードを削ることで、だいたい解決するんです。

 

リードギークは4つの角と先端が鋭利な感じでとんがっている金属製の器具です。

 

リードギーク

 

角で怪我するほどではないので安心してください。

 

この角を使ってリードの裏側(まっ平な側)を軽くこすりつけます。

 

力を入れると削りすぎてしまうので注意してください。

 

3〜5回削っては吹いてみて様子を見るといいでしょう。

 

【削り方は自由です】

リードギーク使い方

 

リードの山を均等にして左右のバランスを整えるすることでも吹きやすくなります。

 

バランスは見た目はわからないので、吹くしかありませんが、顔を左右傾けながら吹いてみて、左右同じくらいに鳴らしやすいかどうかをチェックします。

 

もし、右が甘いなと感じたら、リードの右側を口で咥えるあたりから、リードギークの先端で削っていきます。

 

リードギーク使い方

 

リードギークを使って、リードを好みの薄さに調整することで、せっかく買ったリードを無駄にすることもなくなります。


おすすめのリード製品

バンドレン|トラディショナル
定番中の定番で初心者からプロ奏者までが使用し通常「青箱」とよばれています。

 

選び出したらキリがありませんので、まずサックス初心者はこの「青箱 2-1/2」で感覚をつかむのが良いでしょう。


その方がお金を無駄にすることなく着実に上達していくことができるはずです。

人工リード

植物リードとの違いは、舌触りがまず違います。
その印象が強いので、音が人工的だと感じてしまいます。

 

吹くのには普通に吹くことができます。

 

ずっと普通のリードで吹いていて人工リードに変えるとかなりの違和感があるでしょう。
だからといって、音の違いはサックス初心者レベルではほとんどわかりません。

 

上級者では使いませんが、初心者の練習用にはとても良いと思います。

 

普通のリードは使い捨てなので練習量が多い方ほど出費になります。
人工リードは劣化が遅いので、その分出費を抑えることができます。

 

人工リードは音がひっくり返りにくいのも初心者には魅力です。
適当に吹いても音が裏返ることがありません。

 

良いことでもあるのですが、吹き方が雑になるという悪い面もあります。
そこは注意が必要です。

 

耐久性、耐水性は葦のリードより優れているので保管に気を使わなくても済みます。


音が鳴らないリード(消音リード)

自宅のサックスの練習におすすめの音が鳴らないリード(消音リード)が開発されました。

 

開発したのは、サックスのマウスピースブランド「Gottsu(ゴッツ)」です。

 

この音が鳴らないリードはフェイシングに沿ってリードを厚くすることで、強制的にリードの振動を止めているのです。

 

普段のセッティングのリードを、この消音リードに変えるだけで消音になります。

 

サックス奏者が練習場所に困る現状、この消音リードがあれば、いつでもどこでも吹くことができます。

 

自宅練習に最適です。

 

消音リードを使って練習することで、サックスを吹くうえで最も大切な腹筋、背筋を使った腹式呼吸を身につけることができます。

 

音が出ないことのデメリットもありますが、しっかりと息を入れる練習や、吹いている感覚を忘れたくない方におすすめです。

 

リードを引き気味、出し気味にすることで、抵抗も変わり息の通りを調整することができます。

 

まずは、どんな感じか動画でご覧ください。

リードのしまい方

練習が終わったらリードはマウスピースから外して、リードケースに入れて保管します。

 

昔のジャズプレーヤーは、リードを乾燥させないために、

 

「マウスピースから外さずに、そのまま冷蔵庫で貯蔵する。」なんていう都市伝説のような話もありましたが、この話にはなんの根拠もありません。

 

リードが乾燥することで、リードの先端が波打つのを防ぐというのが理由のようですが、

 

一番良いリードのしまい方は、練習の後に軽く水洗いした後に、
キッチンペーパーのような柔らかい素材で水分をよく拭き取り、

 

リードケースの中で、リードの先端が波打たないようにゆっくり乾かす方法です。

 

この時のリードケースはリードに付属しているものではなく、
ガラス版が渡してあるきちんとしたケースを指します。

 

ただ実際の話、ここまでしている演奏者は少なく演奏が終わったら水気を拭き取って、
そのまま付属のリードケースにしまっている人が多いようです。

リードの交換時期

使用頻度にもよりますが、リードの寿命は約2〜3週間です。
次のような症状が出ていたら交換しましょう

  • リードの先端が波打ってきた
  • リードの先端が欠けたり割れている
  • 吹いていて音がおかしい

もったいないからと使い続けていると、リードミスが出やすくなります。

初心者のリードは割れやすい

サックス初心者のリードは、息のコントロールがまだ慣れない所で吹いているので、リードの消耗(割れる)が早いです。

 

これは、演奏に適した息づかいでない息や発音を続けると起こりやすいのですが、練習を重ね経験を重ねることで、リードが割れるという現象は減ってきます。

 

初めて間もないころは、早い人は2回の練習でもう割れてしまう事もあります。

 

割れたリードがもったいないと、使い続けていると、発音が難しくなっているのに、無理に音を出そうとして余計な力が入ってしまいます。

 

初心者の頃は、リードが割れて鳴りにくいなと思ったら、もったいないと思わずに新しいリードに交換して発音しやすい環境で練習することをおすすめします。

リードとは

バイオマス燃料として注目されている「ダンチク」っていう葦(あし)で作られていて、南仏産のものが良いとされています。

 

「ダンチク」を縦に4分割して削ったできたのがリードです。
自然な植物からできているので、同じリードは2つとして存在しません。

 

サックスはリードを振動させて音を出す楽器です。
リードは楽器の音色の良し悪しを決定する「最重要パーツ」です。

 

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