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サックス アンブシュア鍛える鍛え方!噛みすぎ、唇痛い、崩れる、疲れる対処法

アンブシュア鍛える

ここではサックスのアンブシュアを鍛える鍛え方や、噛みすぎ、唇痛い、崩れる、疲れる時の対処法、咥え方のコツなどを紹介しています。

 

アンブシュアが良くないと、リードの振動を殺してしまい、サックスが鳴りづらく、吹きづらくなってしまいます。

 

強く噛む癖のせいで、下唇が痛くなったり、思うように力を抜くことができずに、音が潰れてしまうこともあります。

 

ここで紹介している、アンブシュアを鍛える練習方法を辛抱強く実践し続けることで、
徐々に余分な力が抜けて、理想的な咥え方が身についてくるようになるでしょう。

アンブシュア鍛え方

アンブシュア鍛える

サックス アンブシュア鍛え方

アンブシュアは残念ですが、正しいアンブシュアを形成できれば音がよくなるということではありません。

 

鏡を見てアンブシュアの形を作り、実際にサックスを吹いてみるとアンブシュアの形が崩れたということはサックス初心者にはよくあります。

 

これは、まだアンブシュアを維持する筋肉が付いていないからです。

 

ロングトーンをする時に、音が崩れるのも筋肉が付いていないのが一つの要因です。

 

口の筋力不足によりアンブシュアが維持できずに音がコントロールできていないのです。

 

では、どうすればいいのか?

 

一夜で筋力を付けることはできないので、これはもう地道に練習を重ねて口の筋力を少しづつアップして鍛えるしか方法はありません。

 

アンブシュアの口の形がイメージできたら、マウスピースとネックを繋いで練習してみましょう。

サックス アンブシュア鍛える

この時にサックス本体に繋ぐ必要はありません。

 

アンブシュアの練習には、こちらの方がやりやすいです。

 

まず初めは、10〜20秒くらいの長さで音量・音程を一定に保つ練習をします。

 

鏡を見ながら、口の形はいいか、音程にブレがないか、音量にむらが出ていないか確認しながら息を吹き込みます。

 

これが安定するようになったらサックス本体につないで練習を始めてください。

 

口周りの筋肉が疲れるのはアンブシュアを形成する筋肉がまだついてないからです。

 

吹き続ければ筋肉がついて次第に疲れなくなってくるのであまり心配する必要はありません。

アンブシュアで下唇の裏が痛くなったら

サックスの練習を重ねてくると、アンブシュアをつくる時に、下歯に直接、下唇を乗せているので下唇の裏が痛くなる事があります。

 

こんな時の対処法を紹介します。

 

まず、こんな意見がよく聞かれます。

  • 唇に力入れすぎているから、もっと力を抜く
  • サックスを吹くときに、下唇の裏が痛くなるのは仕方がないことだから慣れるしかない

ウ〜ン! これでは何も解決策にはなりませんね。

 

アンブシュアの練習で下唇の裏が痛くなり、下唇の後ろに歯形が付いていることがあります。

 

この場合は噛みすぎが原因ですが、痛いだけでなく演奏音も”か細い音”になってしまいます。

 

この状態では、サックス本来の音を出すことはできません。

 

しかし、この癖がついてしまうと簡単に直すことができないので厄介です。

アンブシュア噛みすぎの原因

下唇を噛みすぎてしまう原因は、息のスピードが足りないことが大いに関係しています。

 

高い音を出す時には、息のスピードを上げる必要があるのですが、
息のスピードが足りないと、口を締めてとりあえず高い音を出そうとします。

 

これが噛みすぎの原因です。
ついつい楽をしてしまうのですね。

 

息のスピードを上げることができれば、唇の噛みすぎ問題も解決しやすくなります。

 

ですので「腹式呼吸」をまずはしっかりと身につけるようにしましょう。

 

腹式呼吸を身につければ、一定のスピードで息を吐くことができるようになり、ロングトーンでも音が揺れることがなくなります。

 

アンブシュアは常に一定で「意識すぎない」ことが大切です。

 

意識することといえば、口を上下に締めるのではなく、左右から締めることです。

アルトサックスの腹式呼吸法を3段階でわかりやすく説明しています。
>>サックス腹式呼吸の練習方法

もう少し対処法を掘り下げていくと、実は下唇の対処法は演奏するジャンルによって異なるんです。

吹奏楽・クラシックのアンブシュア

吹奏楽やクラシックに求められている音は、純粋な美しい音なので、
アンブシュアの力の入れ具合は、強く口の中央に向かいます。

 

選ぶマウスピースも開きが狭いものなるため、下唇にかかる負担が大きくなり下唇がとても痛くなります。

 

この時の対処法ですが、歯と下唇の間にクッションを入れることで痛みをやわらげることができます。

 

クッション材には、市販されている脂取り紙を使います。

 

脂取り紙はいろいろな種類がありますが、口の中に入れる物なのでパウダー付きとか、紙が溶けやすいものは避けます。

 

脂取り紙の使い方は、前歯2本分の大きさになるように折りたたんで使用します。

 

この脂取り紙が歯と下唇のクッションの役割を果たしてくれるので下唇の裏が痛くなるのを軽減してくれるのです。

口紙を使ってみる

専用で売られているものもあります「リップロテクト」

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マウスピースパッチ

演奏中にマウスピースと歯がこすれて上の歯がすり減り、マウスピースもすり減ってしまいます。

 

そのためにせっかく選んだマウスピースも短命に終わってしまいます。
その悩みを解決しました。

 

サクソフォン奏者 須川展也氏監修のマウスピースパッチ!です。

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JAZZ、POPSのアンブシュア

JAZZ、POPSに求められる音は、吹奏楽・クラシックで求められるきれいな音ではなくワイルドで個性的な音で、
なおかつ金管楽器と張り合える音量も求められます。

 

アンブシュアでは吹奏楽・クラシックほど歯と下唇に力を加えず楽に咥えます。

 

リードの振動を邪魔しないイメージで、あまり噛むことがないためそれほど下唇が痛くなるという事はありません。

 

マウスピースも開きが広いものが使われます。

 

長時間、演奏することで少しは痛くなりますが、慢性的に痛みを感じる場合は噛みすぎと思われるので、
アンブシュアやマウスピースを見直すことが必要です。

 

ですので、JAZZやPOPSを演奏する人には、クッションとして脂取り紙を使用している人はほとんど見かけません。

 

脂取り紙を使用することで、口の中が少しかさばりリードの振動が妨げられることも使わない理由としてあげられます。

 

このように、演奏するジャンルで求められる音によって下唇の対処法は違うので参考にして見てください。

アンブシュアが崩れる

マーチなど休みのない曲を吹いている時や、素早いブレスをした後などにアンブッシュアが崩れることがあります。

 

サックスを吹くときは口の周りの筋肉を使うので、当然筋肉疲労は起きますが、
毎日練習していれば鍛えられて持久力もつき、アンブシュアを崩さずに吹けるようになります。

 

それでもすぐにバテて頬の筋肉が疲れて頬が膨れてしまうのなら、力が入り過ぎていたり、リードが硬すぎたりしている可能性があります。

 

リードを今よりも柔らかいものにして、口の中の圧力が高くならないようにして様子を見るのも一つの方法です。

 

また、楽器の位置が低くて、顎を引いてマウスピースを口で迎えに行ってしまっている構え方だと、アンブシュアは崩れやすいです。

 

ストラップが低いと右手のサムフックで楽器を押し「上げる」ことになりますが、それも間違った構え方です。

 

右手親指は上下ではなく、前に押す感じです。

アンブシュア鍛え方 Q&A

アンブシュアの練習をしていても、小一時間ほどで頬が疲れてアンブシュアができなくなります。

続けて練習していれば、そのうちに慣れてきますか?

確かに、初心者が小一時間もアンブシュアの練習をしていると特に高音のときにはボロボロになります。

 

しかし、アンブシュアは毎日練習していれば筋トレと同じで数週間で筋肉が鍛えられます。

 

途中、口が持たなったら変な癖がつく前に休んでください。

 

何か月も練習をしていて疲れるようなら、リードが硬すぎるとか、どこかが間違っているかもしれません。

 

アンブシュアが崩れたら音程が安定しにくくなります。

アンブシュアのシングルリップをするときに顎が梅干しになってしまう

顎をわずかに開き、下唇をわずかに下顎の歯の上に乗せます。
開いて固定した顎の隙間に、リードを取り付けたマウスピースを差し込みます。

 

息圧が漏れないように残った唇でマウスピースを覆う。
こうすれば下顎に梅干しは出来ません。

アンブシュア 強化器具:P.E.T.E.(ピート)

アンブシュア 強化器具:P.E.T.E.(ピート)

 

プロの間でも評判の良いアンブシュア 強化器具があります。

 

P.E.T.E.(ピート)と言って、音は出ませんがアンブシュアに必要な口周りの筋肉を鍛える目的で、管楽器プレイヤーの練習器具として開発されたアンブシュア 強化器具です。

 

マウスピースでも有名なWarburton(ワーバートン)から販売されていて、楽器が吹けない時、車で通勤の時など、トレーニングを日課にするためには、とても便利なアイテムです。
唇を内側から引っ張って、唇とその周りに負荷をかけるトレーニングで、
演奏中の唇の疲労を緩和し、演奏中にアンブシュアが崩れるのを防いでくれます。

 

金属製と樹脂製がありますが、おすすめは金属製です。
樹脂製だと軽いので、使い方Aのトレーニングが簡単にできてしまうからです。

P.E.T.E.(ピート)使い方

使い方@

円盤状の先端を唇と歯の間に咥え、細くなっている先端を指で前方に軽くゆっくり引っ張ります。

 

この時に、P.E.T.E.が抜けないように抵抗することで口周りの筋肉が強化されます。

 

10〜15秒引っ張っては止めて休憩し、これを繰り返します。
かなりきついので、5分もやれば十分です。

使い方A

今度は、反対側の細い方を、歯は使わずに唇だけで口に咥えます。
そして、P.E.T.E.が、まっすぐに地面と水平になるようにキープします。

 

これも10〜15秒をキープしたら休むを繰り返します。
これもかなり大変で唇周りがプルプルしてきますよ。

 

こちらも5分を目安にトレーニングしましょう。

 

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サックスアンブシュア鍛える練習方法(シングルリップ)

サックスアンブシュア咥え方

アンブシュアは漠然と口の形だと認識している人がいますが、アンブシュアは口、唇、喉、舌、歯、頬などが総合的に形成する口の形がアンブシュアです。

 

1:ア・イ・ウ・エ・オの「エ」の口を作る
(※下唇をごく軽く下の歯に巻く)

 

2:「エ」の口のまま、下唇にリードを乗せる
下の歯は下唇を巻いて歯に唇をのせた状態でリードに当てます。
下の歯は上の歯と違ってマウスピースには当てません。
下唇を少し下の歯にかぶせる感じです。

 

ちょうど英語の「V」の発音をした時と同じように下唇を巻き込みます。

 

下唇の肉がちょうど上の歯と下の歯のクッションになるようなイメージで力を入れ過ぎないようにします。

 

食べ物を噛むようなイメージをもってしまうと下唇が痛くなってしまいます。
この時に上下の歯の位置が揃うように下顎を少し前に押し出します。

 

3:「エ」の口のまま、マウスピースに前歯を乗せる
上の歯をマウスピースの端から1〜1.5cmくらいのところに直接当てます。
上唇は自然な状態でマウスピースにそっと置きます
この時、力は入れないでください。

 

4:「エ」の口のまま、口を閉じる
(※閉じるだけで、強くは噛まない)

 

多くの方が、サックスを良く鳴らそうとして必要のない力を加えるくせがついていますが、こうした余分な力がリードの振動を殺してしまう事があります。

 

たとえば、4番目の『「エ」の口のまま 、口を閉じる』ときでも、口を真ん中に寄せてしまう癖があるだけでリードが振動しなくなります。

 

アンブシュア練習方法

 

1番目に作る口の形「エ」ではなく「ウ」の形で口の形を作ってしまうと、
下唇がぶよぶよすることでリードの振動を阻害してしまい、サックスを鳴りづらく、吹ふきづらくしてしまいます。

 

「エ」の口の形をキープすることが、リードの振動を阻害しない絶対必要条件です。

 

これらの基本を外さなければ、サックスは必ず良い音で鳴り響くようになります。

最初のうちは慣れないと力が入ってしまい、上の歯がずれてしまう事があります。
そういう時はゴムでできているパッチを使いましょう。
シールのようなもので、マウスピースの歯の当たる部分に貼ります。
そこに歯をくいこませることで、歯は動かなくなります。
ただし、リラックスして吹こうとしない限り、いつまでたっても余計な力が入ってしまうので力まかせに音を出そうとしないことです。

アンブシュアのイメージ

イメージ的には「マウスピースに輪ゴムをかけたように、均等に中心に向かって力が加わる」という感じです。

 

鏡を見てマウスピースを咥えたときに、下唇の赤い部分が見えなかったら下唇を巻きすぎていることになるので、
赤い唇が見えるように巻き込みを浅くするように修正しましょう。

 

さて、口の形をつくり、いざマウスピースを咥えると上手く「エ」の形が作れないと思います。

 

口の横から息が漏れたりもします。
これは練習を重ね安定するまでは仕方がないことです。

 

ですので、最初のうちは左右を意識し続ける必要があります。

 

根気よく左右を中央に寄せるイメージを持ちながら継続することが大事です。

 

この時に決して力まないでください。
上下の唇は常にリラックスです。

 

人間の口は上下に対する力は強いのですが、唇の左右を中央に寄せる力はとても弱いです。

 

普段の生活の中で、人間は食事をすることで「噛む力」は鍛えられているのですが、唇の左右を中央に寄せることはまずないので、ここの筋肉は基本的に鍛えられていないからです。

 

残念ですが、この左右を中央に寄せる力をつけるには、練習することで唇を鍛えるしかありません。

 

アンブシュアは安定するまで時間がかかります。
継続して吹き続けることで口の筋力が鍛えられるので、あれこれ悩まないでまずは継続してください。

上記で説明したように、上の歯、上唇、下唇、下の歯を順番に意識しながらマウスピースをくわえこみます。

 

そうしたらマウスピースの横などから息が漏れないように「プーッ」と勢いよく空気を入れてみて下さい。

 

音がでるはずです。

 

ただし、これはただ音になっているという感じで、音楽的にするは「タンギング」をマスターする必要があります。

吉野ミユキのサックス教則本でDVDを見ながらアンブシュアがマスターできます。

 

アルトサックス教室短期間でサックスをマスターできる吉野先生のレッスン講座

 

サックス初心者の楽譜の読み方

 

 

アンブシュアの形は変化します

アンブシュアは基本を維持するだけではなく高音域を吹いている時と、低音域を吹いている時では口の感覚は違います。
これはスケールを吹く時も同じです。

 

音が変化していくときには無意識に口の中が変化している感覚を身に付けて下さい。
表現に合わせて柔軟にアンブシュアは変化させる必要があるのです。

 

マウスピースを深く咥えすぎるとリードに対する抵抗が少なくなることで息が入りやすくなり音が出やすくなります。
音色が豊かになった気がするのですが、音色が開き音が割れやすくなります。

 

反対にマウスピースを浅く咥えるとリードの振動が止めやすくなるので音色に響きが無くなります。

アンブシュアの種類

アンブシュアとは?
今さらですが、アンブシュアとはあまり聞かない言葉ですが、大まかな言い方をすれば「口の形」のことです。
アルトサックスを吹く時にマウスピースをくわえた時の唇の形、位置、歯の当て方、それら口全体の状態をアンブシュアといいます。

アンブシュアは3種類あります

  • シングルリップ
  • ダブルリップ
  • ファットリップ

サックス初心者は、土台を固めるためにもまずシングルリップをマスターすることをおすすめします。

 

基礎ができていないうちに、ダブルリップやファットリップなどの上級者向けのアンブシュアをやると、間違った奏法が身に付いてしまう心配があるからです。

◆ウォーミングアップの1分間ぐらいは、ダブルリップ奏法はおすすめです。
ダブルリップ奏法とは、オーボエ奏者のように上下の唇をそれぞれの歯に巻き込んでリードマウスピースをくわえて吹く奏法。
音は通常よりも小さくなりますが、簡単に音がでます。
目的は「楽器の鳴っている感覚を知るとこ」で、楽器の鳴る感覚をつかめたら通常のシングルリップに替えます。
これは、アルトサックスで良い音を出す大切な1歩です。

初心者は口の筋肉が出来ていないから時間をかけてゆっくりやらなければいけません。
アンブシュアに変なクセがついてしまうと後で修正するのが大変です。

 

シングルリップのアンブシュア(口周辺の使い方)を正しく習得することで、アルトサックスは各段に上達します。

 

アルトサックス初心者は、最初は口笛を吹く感じで息を吐くところからスタートします。
慣れてきたら直接マウスピースに口を当てるようにします。

 

マウスピースに上の歯を直接当てて、下の歯はマウスピースの先端から約1.5pのところで固定します。
そして唇に両端から息が漏れないようにします。

 

アルトサックス初心者はどうしても初めは口の端から息が漏れやすいので、口を少しすぼめたり、力がはいりすぎないように色々試してみて下さい。

アンブシュアは人それぞれ

ネットなどでは、色々な人がJAZZのアンブシュアはコレだ、クラシックのアンブシュアはコレだと言っていますが、全ての人にあてはまる完成されたアンブシュアはありません。

 

それは、誰一人として、同じ口、同じ唇、同じ喉、同じ舌、同じ歯、同じ頬を持っていないからです。

 

たとえば、下唇を巻くにしても黒人の唇の太さと日本人の唇の太さが違うように、人それぞれに合ったアンブシュアがあるのです。

 

つまり、1000人のプレイヤーがいたら1000通りのアンブシュアがあるということです。
ですので、憧れの外人のアンブシュアを真似すればいいという訳ではないのです。

 

とは言え、クラッシック系のサックス奏者とポップス・ジャズ系のサック奏者では、アンブシュアにあきらかに違いが見られます。

 

クラッシック系サックス奏者は、かなり深く下唇を巻くのですが、ポップス・ジャズ系では巻きが緩いです。
これは出したいサウンド、またコントロールしたい演奏の部分が異なるからです。

 

しかし、サックス初心者には基本の基本がわからないとチンプンカンプンなのでアンブシュアの基本の「キ」からまず学びましょう。

 

>>サックス 教則本 おすすめ