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アンブシュアとは?

アンブシュア練習方法

アンブシュア(口周辺の使い方)を正しく習得することで、アルトサックスは各段に上達します。
アンブシュアとは、アルトサックスを吹く時の唇の形、状態、歯の位置など口全体の状態をアンブシュアといいます。

 

 

アルトサックス初心者は、最初は口笛を吹く感じで息を吐くところからスタートします。
慣れてきたら直接マウスピースに口を当てるようにします。

 

 

マウスピースに上の歯を直接当てて、下の歯はマウスピースの先端から約1.5pのところで固定します。
そして唇に両端から息が漏れないようにします。

 

 

アルトサックス初心者はどうしても初めは口の端から息が漏れやすいので、口を少しすぼめたり、力がはいりすぎないように色々試してみて下さい。

 

アンブシュアの基本

ネットなどでは、色々な人がJAZZのアンブシュアはコレだ、クラシックのアンブシュアはコレだと言っていますが、全ての人にあてはまる完成されたアンブシュアはありません。

 

それは、誰一人として、同じ口、同じ唇、同じ喉、同じ舌、同じ歯、同じ頬を持っていないからです。

 

たとえば、下唇を巻くにしても黒人の唇の太さと日本人の唇の太さが違うように、人それぞれに合ったアンブシュアがあるのです。

 

ですので、憧れの外人のアンブシュアを真似すればいいという訳ではないのです。

 

とはいっても基本の基本がわからないとサックス初心者にはチンプンカンプンなのでアンブシュアの基本の「キ」を説明します。

アンブシュアの基本の「キ」

アンブシュアは漠然と口の形だと認識している人がいますが、アンブシュアは口、唇、喉、舌、歯、頬などが総合的に形成する口の形がアンブシュアです。

  • 上の歯をマウスピースの端から1〜1.5cmくらいのところに直接当てます。
  •  

  • 下の歯は下唇を巻いて歯に唇をのせた状態でリードに当てます。
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  • 丁度、下唇がクッションの役割を果たします。
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  • この時に上下の歯の位置が揃うように下顎を少し前に押し出します。
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  • 口の形の基本は口笛を吹く時の形です。
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  • または、アイウエオの「ウ」の形です。

アンブシュア練習方法

イメージ的には「マウスピースに輪ゴムをかけたように、均等に中心に向かって力が加わる」という感じです。

 

鏡を見てマウスピースを咥えたときに、下唇の赤い部分が見えなかったら下唇を巻きすぎていることになるので、
赤い唇が見えるように巻き込みを浅くするように修正しましょう。

 

さて、口の形をつくり、いざマウスピースを咥えると上手く「ウ」の形が作れないと思います。

 

口の横から息が漏れたりもします。
これは練習を重ね安定するまでは仕方がないことです。

 

根気よく左右を中央に寄せるイメージを持ちながら継続することが大事です。

 

この時に決して力まないでください。

 

上下の唇は常にリラックスです。

 

人間の口は上下に対する力は強いのですが、唇の左右を中央に寄せる力はとても弱いです。

 

残念ですが、この左右を中央に寄せる力をつけるには、練習することで唇を鍛えるしかありません。

 

アンブシュアは安定するまで時間がかかります。
継続して吹き続けることで口の筋力が鍛えられるので、あれこれ悩まないでまずは継続してください。

 

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アンブシュア練習方法

 

アンブシュアは残念ですが、正しいアンブシュアを形成できれば音がよくなるということではありません。

 

鏡を見てアンブシュアの形を作り、実際にサックスを吹いてみるとアンブシュアの形が崩れたということはサックス初心者にはよくあります。

 

これは、まだアンブシュアを維持する筋肉が付いていないからです。

 

ロングトーンをする時に、音が崩れるのも筋肉が付いていないのが一つの要因です。

 

口の筋力不足によりアンブシュアが維持できずに音がコントロールできていないのです。

 

では、どうすればいいのか?

 

一夜で筋力を付けることはできないので、これはもう地道に練習を重ねて口の筋力を少しづつアップするしか方法はありません。

 

アンブシュア

アンブシュアの口の形がイメージできたら、マウスピースとネックを繋いで練習してみましょう。

 

この時にサックス本体に繋ぐ必要はありません。

 

アンブシュアの練習には、こちらの方がやりやすいです。

 

まず初めは、10〜20秒くらいの長さで音量・音程を一定に保つ練習をします。

 

鏡を見ながら、口の形はいいか、音程にブレがないか、音量にむらが出ていないか確認しながら息を吹き込みます。

 

これが安定するようになったらサックス本体につないで練習を始めてください。

アンブシュアの形は変化します

アンブシュアは基本を維持するだけではなく高音域を吹いている時と、低音域を吹いている時では口の感覚は違います。
これはスケールを吹く時も同じです。

 

音が変化していくときには無意識に口の中が変化している感覚を身に付けて下さい。
表現に合わせて柔軟にアンブシュアは変化させる必要があるのです。

 

マウスピースを深く咥えすぎるとリードに対する抵抗が少なくなることで息が入りやすくなり音が出やすくなります。
音色が豊かになった気がするのですが、音色が開き音が割れやすくなります。

 

反対にマウスピースを浅く咥えるとリードの振動が止めやすくなるので音色に響きが無くなります。

 

アンブシュアで下唇の裏が痛くなったら

 

サックスの練習を重ねてくると、アンブシュアをつくる時に、下歯に直接、下唇を乗せているので下唇の裏が痛くなる事があります。

 

こんな時の対処法を紹介します。

 

まず、こんな意見がよく聞かれます。

  • 唇に力入れすぎているから、もっと力を抜く
  • サックスを吹くときに、下唇の裏が痛くなるのは仕方がないことだから慣れるしかない

ウ〜ン! これでは何も解決策にはなりませんね。

 

もう少し対処法を掘り下げていくと、実は下唇の対処法は演奏するジャンルによって異なるんです。

 

吹奏楽・クラシック

吹奏楽やクラシックに求められている音は、純粋な美しい音なので、
アンブシュアの力の入れ具合は、強く口の中央に向かいます。

 

選ぶマウスピースも開きが狭いものなるため、下唇にかかる負担が大きくなり下唇がとても痛くなります。

 

この時の対処法ですが、歯と下唇の間にクッションを入れることで痛みをやわらげることができます。

 

クッション材には、市販されている脂取り紙を使います。

 

脂取り紙はいろいろな種類がありますが、口の中に入れる物なのでパウダー付きとか、紙が溶けやすいものは避けます。

 

脂取り紙の使い方は、前歯2本分の大きさになるように折りたたんで使用します。

 

この脂取り紙が歯と下唇のクッションの役割を果たしてくれるので下唇の裏が痛くなるのを軽減してくれるのです。

 

JAZZ、POPS

JAZZ、POPSに求められる音は、吹奏楽・クラシックで求められるきれいな音ではなくワイルドで個性的な音で、
なおかつ金管楽器と張り合える音量も求められます。

 

アンブシュアでは吹奏楽・クラシックほど歯と下唇に力を加えず楽に咥えます。

 

リードの振動を邪魔しないイメージで、あまり噛むことがないためそれほど下唇が痛くなるという事はありません。

 

マウスピースも開きが広いものが使われます。

 

長時間、演奏することで少しは痛くなりますが、慢性的に痛みを感じる場合は噛みすぎと思われるので、
アンブシュアやマウスピースを見直すことが必要です。

 

ですので、JAZZやPOPSを演奏する人には、クッションとして脂取り紙を使用している人はほとんど見かけません。

 

脂取り紙を使用することで、口の中が少しかさばりリードの振動が妨げられることも使わない理由としてあげられます。

 

このように、演奏するジャンルで求められる音によって下唇の対処法は違うので参考にして見てください。

 

アンブシュア Q&A

アンブシュアの練習をしていても、小一時間ほどで頬が疲れてアンブシュアができなくなります。

続けて練習していれば、そのうちに慣れてきますか?

確かに、初心者が小一時間もアンブシュアの練習をしていると特に高音のときにはボロボロになります。

 

しかし、アンブシュアは毎日練習していれば筋トレと同じで数週間で筋肉が鍛えられます。

 

途中、口が持たなったら変な癖がつく前に休んでください。

 

何か月も練習をしていて疲れるようなら、リードが硬すぎるとか、どこかが間違っているかもしれません。

 

アンブシュアが崩れたら音程が安定しにくくなります。

 

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