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ロングトーンとは

ロングトーン練習

 

ロングトーンとは金管楽器を吹くときや、歌を歌う時に一定の高さで音や声を長く伸ばすことをいいます。

 

ここでは歌唱のロングトーンではなくサックスのロングトーン練習についてお話します。

 

サックス初心者・中級者・上級者とレベルに合わせたロングトーンの練習方法を順番に説明します。

ロングトーンは基本の「き」

ロングトーンはサックスを吹くにあたって基本中の基本です。

 

ロングトーンの意味は文字通り1つの音を長く吹くことです。
簡単そうですがとても奥が深いんです。

 

ロングトーン

サックスは音を出すのは簡単ですが良い音を出すのは難しいです。
サックス初心者の方には、いきなり音階や曲から吹きはじめる人がいます。

 

ロングトーンを練習しなくても、もちろん演奏する事はできますが年月ともに差が歴然としてきます。

 

いつまで経っても高音域がでないとか、汚い音を出す人、力んでしまう人など様々です。

 

力んだまま演奏することで変なクセがつき、長時間の演奏が困難になり年齢とともに吹けなくなる可能性もでてきます。

 

また腰痛、顎関節症などの疾病を引き起こすケースもあります。

 

ビブラートが掛からなかり、音量の差が出せないなど多くの問題点がでてくるのでロングトーンの練習は地味ですがとても大事な練習なのです。

 

ロングトーンの練習をしない人は必ずライバルに差をつけられます。

 

5年後、10年後には圧倒的な差がついていることでしょう。

 

サックスの良い音を出すのに簡単な方法はありません。

 

ロングトーンを日々練習することで努力の結果、素晴らしい音色に変わっていくのです。

 

ロングトーンをしっかりと練習しないと変な奏法のクセがつき、身体と音の感覚がズレてしまうので注意してください。

 

ロングトーンの練習をおろそかにして、いきなり曲練習をしたりすると、次のような不具合を見逃しやすくなってしまいます。

  • 音程が外れていることがわからない
  • 音量が大きすぎる(小さすぎる)
  • 正しい姿勢が吹くことができない
  • ビブラートの掛け方が不自然になる

悪い状態のまま、練習を重ねても悪い癖が身に付くだけです。

 

ロングトーンは口輪筋を鍛える練習でもあります。

 

初めのうちは「やり続ければ音が出る」と自分に言い聞かせて焦らずに練習を続けましょう。

 

ロングトーン練習:初心者

初心者は、「リードの選び方」でも説明していますが、2-1/2の柔らかいリードで練習するようにしましょう。

 

ロングトーンの練習で口輪筋を鍛えられてから、厚めのリードを使うのがベストです。

 

ロングトーンは一つの音を伸ばし続けるだけなので、単純で飽きやすいということがあります。

 

しかし、ロングトーンはこれがどうしてなかなか奥が深いんです。

 

ロングトーンの練習を飽きずに継続するためにも、練習する時には目的をもって練習するといいでしょう。

 

同じロングトーンの練習をしていても目的をもって練習をするのと、しないのとでは上達のスピードに圧倒的な差が生まれます。

目的を意識して練習する

  • 音の吹きはじめから終わりまで音量・音色が変わらないようにする。
  • 大きな音で吹く
  • 自分が思ったタイミングで音がでるようにする。
  • 腹式呼吸を意識する

サックスは中音域の音は比較的出しやすく、低音域の音は意識したタイミングで音が出なかったりします。
全ての音域で音量・音色が安定するように心がけてください。

 

初めは音を出しやすい中音域から始めます。

 

1回のロングトーンの長さはメトロノームを用いて4拍から始めます。
拍子を頭の中でカウントしながら吹きます。

 

4拍で息が途切れずに吹くことができたら、次は8拍、16拍と伸ばしていきます。

 

同じように、より肺活量を必要とする低音域や高音域も練習します。

 

サックス初心者は、まだ口の筋肉組織が作られていません。
ですから音が安定するまで時間がかかります。

 

ロングトーンを練習することでアンブシュアが安定し良い音を出せるようになります。

 

まずは、全ての音がしっかり鳴るということを目標にすることがサックス上達の一歩です。

 

また、サックス初心者は息を吸い込むブレスという習慣がないので、まずはしっかりと息を吸う事を意識します。

 

息をしっかりと吸い込んで大きな音を吹いてみましょう。

 

大きな音の幅を広げておくことでダイナミクス(強弱)の練習にもなります。

 

ただし、あまり力み過ぎて息を入れ過ぎると音が裏返ったり音が割れたりするので注意して下さい。

 

大きな音を出す練習を繰り返すことで音が裏返ったり、音が割れる感覚を体に覚え込ませます。

 

最初は力が入るのはしょうがないですが、ロングトーンを継続練習することで、少しづつ力を抜いて楽に吹けるようになります。

 

ロングトーン練習方法吉野ミユキのサックス教則本でブレスと腹式呼吸の基本からマスターできます。

 

ロングトーンは、サックスがどんなに上達しても必ず行うレトレーニングのの一つです。
我流ではなく、基本をしっかりマスターするようにして下さい。

ロングトーン練習:中級編

ロングトーン練習

 

まずはプロのサック奏者、大好きなプレーヤーの音をいつもイメージしながら練習します。

 

ロングトーン練習方法吉野ミユキのサックス教則本にはDVDがついているので、まずは、それをしっかり聞くようにします。

  • 音の出し始めの発音を意識して練習する
  • ピアノ、メゾピアノ、メゾフォルテ、フォルテなど、音量の違いを練習する。
  • クレシェンド&デクレシェンドで練習する。

発音はとても大事です。
タンギングがしっかりしていないと音の出方がかわってきます。

 

低音や高音のコントロール、全く震えない音を目指して練習します。

ロングトーン練習:上級編

  • 音程を常に意識する
  • ビブラートをかける
  • 明るい音、暗い音、軽い音、重い音など、音の響き、音色を変えた練習をする

音程は寒いと下がり、暑いと上がります。
必ずチューナーを使って音程を合わせるようにします。

 

音色はマウスピースやリードによって大体決まりますが、人間がコントロールすることで音色を変える事が可能です。

 

ロングトーン練習方法吉野ミユキのサックス教則本でビブラートや腹式呼吸、タンギングがマスターできます。

 

ロングトーンを練習しないとどうなるか?

冒頭でも書いたように、いつまで経っても高音域がでないとか、演奏中に汚い音が混じってしまう、力んでしまうなど人それぞれですが、

 

共通していえるのは、正しい体の使い方ができていないので長時間の演奏は困難になります。

 

正しい体の使い方とは、サックスを吹くときの息の使い方です。

 

サックスを演奏する時には循環呼吸なので身体の組織を色々使います。

 

年齢を重ねるごとに無理が効かなくなったり、腰痛、顎関節症などの疾病を引き起こすこともあります。

 

腰痛、顎関節症は高齢者だけでなく若い人でもなります。

 

サックスを続ける限り、常日頃から練習の始まりはロングトーンからスタートしましょう。

 

これは初心者だからではありません。
必ずプロ奏者も行っていることです。

 

ロングトーンQ&A

アルトサックス初心者ですが、ロングトーンの練習を30分もすると、

音が詰まったり、割れたような音がでてしまいます。
腹筋を鍛えるといいと聞きますが、どの様にして鍛えたらいいのでしょうか?

初心者がロングトーンを30分もすれば疲れると思います。
しかし、それは腹の筋肉ではなく顔の筋肉の疲れだと思われます。

 

まず、適度に休憩を入れて練習するようにしてください。

 

それと教則本にあるように、多種な練習を織り交ぜて疲れる筋肉をまんべんなく使うことでバランスの取れた筋肉をつけることが大事です。

  • 息を絞り出す筋肉
  • 息の力に耐える筋肉
  • タンギングをする筋肉

などです。

サックスの音は出るようになった(2〜3秒程度)のですが、長く音を出すことができません。

どのように練習すればいいですか?

まずは、腹式呼吸をマスターしましょう。

 

寝転んで吹くと自然と腹式呼吸になります。

 

最初はマウスピース無しで、強く長く息を「スーーーーーー」と吹いてください。

 

これを10秒間同じ息の強さ、量で吐ききるようにします。

 

これを10セット繰り返します。

 

次にマウスピースをつけて、同じ様に繰り返します。

 

最初は、腹筋だけでなく背筋、顔の筋肉が結構疲れます。

 

でも、必要な筋肉なのでとにかく続けるのみです。

 

サックス初心者にとってロングトーンは最初は音楽というより体育に近いかも?

 

練習のあとに、たんぱく質を意識して摂るようにすると筋肉が強くなりますよ。

 

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