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この記事では、サックスを独学で習得する初心者の練習にはコツが必要ということを紹介しています。
コツと言っても難しいことはありません。
また、サックスはどのくらいで吹けるようになるのかについてお答えしています。
初心者がサックスを独学で練習するコツですが、まず、わかりやすく、昔から評判が高いサックス教材で学ぶことです。
あとは、毎日練習するかしないか、存分に音を出せる環境があるかどうか、で上達の具合は変わってきます。
ここでは、サックスを独学で習得するための教本&DVDを紹介していますが、
そのサックス教材で練習すれば、頑張れば1年で人前で演奏することも可能です。
この教材には、楽器を吹かなくても自宅でできる練習方法も紹介されています。
先に、そのサックス教材を確認したい方はこちらをご覧ください。
サックスが上手な人の特徴は、サックスに振り回されることなく、サックスをコントロールしていることです。
サックスはピアノと違って出しにくい音があるので、単純に吹くだけだとサックスに振り回されてしまいます。
ひとつずつ特徴から練習方法を説明します
ピアノは鍵盤キーを押すだけでまっすぐな音が出ますが、
サックスは息を吐くスピードや口の形が乱れたりすると音が揺れてしまいます
腹式呼吸やアンブシュアを意識しながらロングトーンの練習をする。
しっかりと最後まで吐き切るようにして最後の苦しいところでも音が揺れないように意識しながら練習します。
サックスは中音域は音を出しやすいですが、高音や低音は音が出しにくいです。
高音になるとつい、口を閉めてしまい音がか細くなったり、
低音だと音を出しにくいのでタンギングが強くなりがちです。
サックスは指の位置は同じでも、息の吹き方によって違う音がでます。
それを利用して全部キーを閉じて、息の方向やスピードだけを変えて音を出す練習をします。
「オーバートーン」という練習法です。
低音についてはタンギングをしないで、息をゆっくり入れていき少しづつスピードを上げていきます。
そうすると途中で音が鳴るタイミングがあるので、その音が最初から出るような息の入れ方を身につけるようにします。
高音が高音に聞こえないように自然に、低音は優しい音が出るように練習をしましょう。
サックスは指をたくさん使う楽器です。
演奏でも細かいフレーズを担当することが多いので、指が正確に早く動くことがとても重要です。
最初はゆっくりからでいいので、繰り返し練習することです。
メトロノームを使いながら繰り返し練習をします。
スケール練習が効果的です。
このサックス練習方法は練習する環境が限られている人には特に有効な練習方法です。
仕事や家事に追われて時間がない方にもとても良い練習方法です。
ぜひ、試してみて下さい。
ただし、
が前提条件になります。
少し敷居を上げすぎましたが、あまり練習をやっていない方にも効果がありますから安心してください。
必ず今までの練習方法よりも確実に曲を完成させるのが早くなります。
極意って少しオーバーに表現してしまいましたが、簡単にいうと「歌」で曲を完成させる方法です。
歌うだけでサックスが吹けるようになるなんて!
と眉唾に思われるかもしれませんが、本当なんです。
信用してサックスはケースにでもしまっておいて下さい。
歌が歌えるということは
ということです。
つまりこれは楽譜読みにも繋がるんです。
具体的な方法を説明します。
歌い方は、「ラララー」や「ルルルー」など歌いやすいもので何でもOKです。
ここでの注意点は楽譜と照らし合わせながらリンクして歌うことです。
うまく歌うことができない箇所はサックスで吹いてもミスをするところだと思って下さい。
苦手なフレーズは、そのフレーズだけを何回も繰り返し練習します。
ここで自分なりにリズムを変えたり、変なアレンジをしないで下さい。
あくまでも忠実に演奏にそって歌うようにします。
見本演奏のCDやDVDがあればそのまま真似をしていきます。
音源が無い場合は、リズムを読み、音取りをする必要があります。
全体がつかめるようになったら、今度は音名も覚え声に出して歌うようにします。
必ず声を出して歌うようにして下さいね。
声を出すことで口を動かしその曲のテンポについていくことが、後々
サックスを吹いた時に指がしっかりと動くようになるからです。
音名を音を出して歌う時に、#やbが付いた音符どう歌えばいいのか考えてしまいますよね。
「ドシャープ」なんて歌っているとリズムが狂ってしまいます。
#やbが付いた音符は、頭の中でイメージしながら歌う時には「ド」や「レ」などの音名で歌うようにしてみてください。
ドイツ音名を使う方法もありますが、そこまで細かくやる必要はないでしょう。
テンポが速すぎて口が回らないというフレーズは頭の中で唱えるようします。
誰かに聞かせるわけでなく、テストもないので、あなたがやりやすいようにアレンジすればOKです。
感情を込めて歌うようにする。
サックスは正確に楽譜通りに吹くというのがゴールではありません。
サックスに限らず音楽は感情を込めて表現してこその世界です。
音を正確に演奏するというのは通過点に過ぎません。
感情を込めて歌うことができればサックスを吹いた時でも同じように感情を込めて演奏することができます。
今ままでの楽譜を見ての練習だとどうしても楽譜ありきで楽譜に引っ張られる傾向があるのですが、
この方法で歌が歌えるようになっていれば、あら不思議!もう曲が完成してしまいました!
という状態にビックリするはずです。
この方法であれば家やお風呂の中でも時間と場所を選ばずに練習することができます。
歌うことでサックスを覚えるというには、この後に紹介するサックスプロ奏者の吉野ミユキプロも推奨しているサックス練習方法です。
吉野ミユキプロは、「トゥー」という歌うところからスタートしています。
ここで紹介しているアルトサックス教材は、サックスを独学で学ぶ初心者におすすめです。
動画とセットで、自宅で好きな時間に繰り返しレッスンを見ることができます。
初心者の方向けに制作された教材で、楽譜も読めない独学で学ぶ初心者の方でも大丈夫です。
ゼロから始めて、かっこいい演奏を目指せます。
基礎編から始まって、テクニック編、ジャズ入門編と続き、最終レッスンでは中級者でも難しいとされているアドリブソロまでマスターできてしまうという凄い教材です。
独学で心配なのは、わからないことを誰にも相談できないことです。
しかし、ここで紹介しているアルトサックス講座なら、分からないことはメールで質問できます。
対応時間、メール回数に制限はなく、返答は当日または、翌営業日以降(最大3日以内)に届きます。
講師にも直接質問することもできます。
教室に通わなくてよいですし、先生との相性も関係ないです。
講師の吉野ミユキ先生は、現役のプロサックスプレーヤーであり、丁寧な解説で定評のある方です。
これまでに、サックス教本も沢山出版されています。
この講座を始めた方からは
という声がどんどん届いています。
大人の趣味としてサックスをマスターしたいなら、想像以上に短期間で、楽しくサックスが吹ける方法です。
下表をご覧ください。
このサックスレッスンDVDと同じ回数の全38回分をサックス教室で受けた費用と比較してみました。
費用はサックス教室に通う場合に比べても1年に約12万円以上もお得なんです。
コース |
入会金 |
月会費 |
レッスン |
||
---|---|---|---|---|---|
時間 |
回数 |
||||
島村楽器 | Aコース | 13,200円 | 13,750円 | 30分 | 4回 |
Sコース | 13,200円 | 23,650円 | 30分 | 8回 | |
ヤマハ | 初級者 | 5,500円 | 8,800円 | 30分 | 3回 |
中級者 | 5,500円 | 12,100円 | 30分 | 3回 | |
上級者 | 5,500円 | 13,200円 | 30分 | 3回 | |
カワイ | 初級者 | 10,800円 | 9,668円 | 30分 | 3回 |
中級者 | 10,800円 | 10,748円 | 30分 | 3回 | |
上級者 | 10,800円 | 11,828円 | 30分 | 3回 |
見て分かるように、入会金と2ヶ月分の月会費を支払うだけで、サックス教材の費用を超えてしまいます。
1講座を1回でマスターできなければ、何回も同じ講座を受けることになって、さらに費用は膨らんでいきます。
教材の内容を一部紹介します。
今なら、まったく音楽の知識がないという方も安心してください!
とっても分かりやすい音楽用語の解説集をプレゼント中です!
他にも次のような豪華プレゼントがついています。
などなど全14曲収録
この教材では、次の曲を習得することができます。
この音楽講座なら、レッスンではカラオケで歌うときのように、動画で楽譜の吹く場所をガイドしてくれます。
早い人だと、たった2回のレッスンで吹けるようになりますよ。
「サマータイム」や「ルパン三世」では、かっこいいアドリブも用意されています。
(もちろん、楽譜が用意してあるので安心してください。)
【ジャズの基礎知識、アドリブの吹き方】
とても分かりやすいです。
市販の教則本では教えてくれない、サックスの選び方やリードの扱い方、選び方など、
1人で練習しているとわからないことばかりなので、為になりました。
サックスを購入する前に、教材を手にしたのでサックス選びに大変参考になりました。
楽器店に運び、教材の教え通りに購入しました。
とても満足しています。
まったくの初心者でしたが、音がすぐにでたので調子に乗って吹いていたら2週間で「聖者の行進」「オーラリィー」「北の国から」の3曲も吹けるようになりました。
今は「ムーンリバー」と「ルパン」に挑戦しています。
数年前にサックス教室に通っていたのですが挫折しました。
また、サックスが吹きたくなったので教材を購入しました。
自由時間に練習ができるので、とても助かっています。
ヤマハ教室に通っていましたが半年でダウンしました。
再び吉野先生の教本&DVDを購入して練習を始めて早や1年半になります。
カラオケBOXで、教本を手にぼつぼつと練習しています。
リード選び、マウスピース・リガチャー選びなど、サックス 独学 練習前の準備:10項目です。
クリックすると、別ページに移動します。
サックス初心者が独学で上手くなるのに必要な練習方法、上達方法を紹介します。
ロングトーンはサックスだけでなく管楽器の練習必須項目です。
ロングトーンをマスターすることで、伸びのある安定した音が出せるようになります。
初心者だけでなく、中級者、上級者でも練習の初めは、必ずロングトーン練習を10分間費やすほど大事な練習です。
タンギングは、舌を使って息の出方を調節し、リードの振動を止めて音を止める演奏技術です。
サックス演奏には、正確で的確な安定したリズム感が必要ですが、リズム感があるかどうかは、タンギングの技術で差がでます。
タンギングが上手くできないと、全体の印象も悪く、単調なつまらない演奏に聞こえてしまうのです。
初めから、演奏したい楽曲の演奏にチャレンジしても、運指ができていないと、上手くいかず断念してしまう可能性があります。
サックス初心者は、まず練習曲(エチュード)を使って、基本的な運指の練習するのがおすすめです。
メトロノームを使いながら、指の移りを意識し指の流れを覚えます。
基本的な奏法が間違っていると、いくらロングトーンやスケールをたくさん練習しても、良い音を出すことができません。
運指がある程度できるようになったら、楽曲の練習に入るのですが、
ここで焦って吹こうとすると、せっかく練習したロングトーンや運指も雑になってしまいます。
誰でもエチュードから楽曲に取り組む時は、全く伴奏についていけないものです。
最初はこんなものだと割り切ることが大事です。(笑)
まずは、楽曲は流さずにアカペラのような感じで、メトロノームだけを頼りに練習します。
練習を重ねることで、楽譜を見なくても運指ができるようになったら、楽曲を低倍速で流しながら演奏します。
低倍速機能がない時は、小節や節ごとに区切りながら繰返し演奏します。
楽曲の速さに徐々に慣れてきたら、通しで1曲演奏します。
大事なことは、この時に無理に楽曲のスピードに合わせようとして、運指をないがしろにしないことです。
近所迷惑で吹けないときには、運指だけの練習にして時間がある時にカラオケなどに出向いて吹く練習を重ねましょう。
とにかく1日10分でもいいので、練習を毎日継続することが実を結ぶことになります。
両手の親指から小指にかけて1,2,3,4,5と番号をつけます。
内側から外側にかけて1,2,3,4,5となります。
そして順番に1,2,3,4,5と指を動かしていきます。
この時に第二関節から動かすのではなく、できるだけ指の付け根から動かすようなイメージを持ってください。
サックスの場合、右手の親指は持っているだけなんですが親指もしっかりと動かします。
1,2,3,4,5と指が動かせるようになったら、5つの番号の順番を並び替えて指を動かす練習をします。
例えば2,3,4,5,1、とか1,4,3,2,5です。
順番は自分の中で番号を決めればOKです。
慣れてきたらスピードを速めて素早く動かす練習をします。
机の上に軽く両手を乗せます。
その際にペタッと指を置くのではな楽器を持つように指を少し立てて軽く指を曲げておきます。
そして1本づつ親指、人差し指、中指、薬指、小指という風に1本ずつ動かす練習をします。
薬指1本だけ中指一本だけが難しいかもしれません。
これが出来るようになったらサックスを想定して
「シ」から「ラ」(左手の人差し指から中指を動かす)の練習をします。
その際に薬指や小指は一緒に中指と動いてしまっても問題はありません。
それから右手も
「ソ」から「レ」(左手全部から右手の人差し指、中指、薬指を動かす)練習をします。
ただ、ボーっと聞くのではなくジャンルを問わず、しっかり聴いて自分の音楽センスを磨きましょう。
たとえばビブラートのかけかた一つ取っても、クラシック系・吹奏楽・ジャズなどそれぞれビブラートのかけ方が違います。
音にどんな抑揚をつけているか曲調など、音を出して練習ができない時にやっておくといいでしょう。
楽器には向き不向きがあって、上達するスピードが違います。
サックスも例外ではあありません。
同じ教則本で進めてても差はでてきます。
楽器が上手くなる人、ならない人の差は一体何が違うのでしょうか?
サックス初心者だから練習時間は多く取らなければ上達しない?
いいえ、そんな事はありません。
毎日、1日6時間の練習をしたから上手くなるわけではありません。
1日2時間緒練習するだけでも上達する人は上手くなるのです。
この違いは、目的をもって練習しているかどうかです。
上達しないサックス初心者の人は、「どうやって練習するのか?」
を常に考えていますが、
サックス初心者でも上達する人は、「なぜ、やりたいのか?」「何をやりたいのか?」が明確になっていて、
そのために「どうやって練習するのか?」は最後に考えるのです。
まず、目的をしっかり持たないと、せっかくの練習も無駄なものになってしまいます。
ですので1日に〇〇時間練習したから上達するということはありません。
サックス初心者に限るわけではありませんが、練習する時には、漠然とダラダラとするのではなく、
「これをできるようにする!」という目標を持ってするといいでしょう。
当然、目的の無い6時間の練習よりも、目的を持った2時間の練習の方が上達のスピードに差がでることは言うまでもありません。
場合によっては、自分の演奏を録音や録画したりすることで、何処を改善するべきかを探すことも必要になってきます。
上手い人ほど、自分の演奏を分析し謙虚に反省し改善しています。
サックス初心者だからこそ、初心貫徹ではないですがサックスを始めたいと思った最初の目的を忘れずに、
目標を持って練習することで、すぐにあなたはサックス初心者から脱皮できるでしょう。
これはサックス教室の先生に言われた通りの練習をしていても、またサックス教本を見てその通りに頑張ったとしても難しいです。
それは生のサックス(CDではありません)の魅力的な音に触れる必要があります。
魅力的なサックスの音色はCDで聴いても十分に良い音なのですが、生の音色はもっと感動的な音をだします。
こうして初めてあなたが実際に出したい音のイメージが明確になるのです。
イメージが明確になれば練習自体も効率的なものになります。
実際の魅力的なサックスの音色があなたの中でイメージができるようになれば、CDを聴いても、生で聴くと実際はこんな音色をしているんだろうなあと想像することができます。
プロ奏者の演奏を聴く事によって音色だけでなく、メロディの吹き方、フレーズの細かなニュアンスの付け方など、気になる部分が必ずでてきます。
この気づきをコピーして実際に自分で吹いてみることによって、自分にできないこと、たりないことが明確になってきます。
あなたが理解できる範囲内で妥協しないでコピーできるようになれば、とても楽しいだろうし、この体験でさらに上達します。
CDから聴こえてくる音ばかりを参考にしていると、深みに欠ける薄っぺらな音色になってしまう心配もあります。
是非、魅力的な生のサックスの演奏に触れる機会を増やしてみてください。
出来るだけ早い段階で、いろいろな体験をすることで色々な気づきも得ることができます。
サックス初心者は、こうした体験を通じて上達も早くなっていくはずです。
サックスは他の楽器と比べて音を出すのが簡単と言われています。
確かに簡単なメロディならすぐに吹く事ができます。
運指もソプラノリコーダーと基本的に同じなので見やすいです。
しかし、サックスは音が出るようになって指がある程度動くようになってきてからが難しいのです。
アルトサックス レッスンである程度基本もマスターしてくると、いかに表現力を高めるかということに興味が移って行きます。
サックスを吹いていて聴衆をうっとりさせるには、基本通りの単調さだけでは不十分です。
例えば歌謡曲を演奏する場合、わざと音程を外すことで歌謡の雰囲気を作り出したりすることができます。
ひとつひとつの音をあまりにきちんと演奏すると逆に滑稽になってしまうのです。
音程をずらして演奏するにはジャズの技術が必要になってきます。
サックス奏者なら誰でもが歌うように、かっこよく演奏したいと思います。
歌うようにサックスを自由に吹く事ができるようになるにはテクニックが必要であり簡単ではありません。
サックスの表現力を上げるテクニックはいろいろあります。
一番のお薦め方法は、抑揚やリズムをつけたりして歌うように雰囲気を出して演奏することです。
あなたが、聴衆にどのように音楽を聞かせたいかを意識するだけでサックスの表現力はかなり変わってきます。
サックスは表現できる幅が極めて広いので、その表現力を満たすためにテクニックをつけることに終止していませんか?
確かにテクニックは日々、練習して身につける必要がありますが表現力については誰も伝えていないって感じがします。
テクニックさえ身につけば自然に表現豊かな音楽と勘違いしている方が多いです。
サックスの表現力をつけるための最も簡単な方法は「歌うこと」です。
つまり表現力とは「いかに歌うか」なのです。
演奏する曲をどのように歌うかを考えて実際に歌って下さい。
日本語の曲なら日本語で、英語の曲なら英語で、歌詞がないのならその曲のイメージでスキャットでもシラブルでも好きな様に歌って下さい。
演歌ならコブシを効かせます(笑)
間違っても「ドレミ」で歌わないでください。
楽譜を読む能力を高める時には「ドレミ」で歌うことはとても有効な方法ですが、表現力を高める時には、その曲のイメージの言葉で歌います。
歌を取り入れた独自レッスン講座が吉野ミユキのサックス教材です。
サックス初心者の方はメトロノームを使って、練習しているんだけれど、どうしてもリズム・テンポがずれてしまうことがあります。
大きな原因は音符や運指が気になって半拍とか微妙にズレてしまうんですよね。
そんなサックス初心者の方への、3つ良い練習方法を紹介します。
楽譜を暗譜することで、まず楽譜を見るエネルギーを他に使う事ができるようになります。
運指も楽になるはずです。
まずリズム・テンポを正確にするために必要なことは「暗譜」です。
演奏曲に歌詞がついていれば、歌詞を全て覚えて歌えるようにしましょう。
歌詞を見なくてもソラでカラオケが歌えるレベルまで完璧に覚えます。
歌詞を覚えたら、その歌う感覚でサックスを吹いてみましょう。
歌がない演奏曲の場合は、「ドレミ」の音階で歌うようにします。
初めは、楽器を使わずにメトロノームに合わせて手を叩きます。
最初の早さはテンポ60から始めて下さい。
その時に手を叩くと同時に声も「タンタンタン」と出して下さい。
そして、4分音符、8分音符、3連符、16分音符でも遅れることなく確実にテンポが合せられるようにします。
テンポが合わせられたらサックスで同じように吹ける練習をします。
テンポは毎回、1つづつ上げていきます。
60、61、62、63、・・・・
テンポ80まで出来るようになったら、そこからは2つずつ上げていきます。
80,82,84,86、・・・・
テンポ160まで出来るように繰り返し練習して下さい。
以上の3つのことを繰り返し行うことでリズム・テンポ感は鍛えられます。
慣れるまでが難しいですが、テンポ160まで難なくできるようになれば十分上手くなっているはずです。
リズム感が鍛えられると、演奏中に走ったりモタったりすることが無くなります。
リズム感を鍛える方法は前述のようにメトロノームを使って裏拍を取る練習をすることです。
この裏拍がしっかりと感じ取れるようになることで、他の人のリズムの乱れもわかるようになります。
それではメトロノームを使った裏拍の練習方法を紹介します。
まず、裏拍とはですが、4分音符ですと8分音符2つに分けた後ろの音符をいいます。
8分音符なら16分音符に分けた後ろ側の音符です。
裏拍の練習に使用するメトロノームは電子メトロノームが便利です。
色々な操作ができる無料アプリがたくさん出ているので、使いやすいのを選んで使用してみて下さい。
まず、メトロノームのスピードをBPM100に設定して4分音符を鳴らします。
この時に、メトロノームが鳴っている間と間に手拍子します。
「ンタ、ンタ、ンタ、」って感じです。
このスピードなら比較的に簡単にできると思いますが、ずっと続けているとついついメトロノームの音につられそうになります。
BPM100での裏打ちができるようになったら、BPM200まで徐々にテンポをあげていきます。
裏打ちができるようになったら、今度は手拍子を逆にします。
手拍子は表拍を叩き、メトロノームが裏拍を刻むのです。
これが結構難しいです。
まずはBPM60から始めてみてください。
いつの間にかメトロノームにつられて裏拍にひっくり返ってしまうこともあるので、
根気よく確実にリズムキープができるようにしてください。
メトロノームがなくてもできる練習方法もあります。
一定のリズムを刻む音が身の周りにあればそれを利用する方法です。
例えば音が鳴るアナログ時計や車のウインカー、救急車のサイレンの音も結構練習になりますよ。
この方法ならちょっとした空き時間でも練習することができます。
この練習を重ねることで裏拍の取り方をマスターすれば確実にリズム感は良くなります。
サックスは他の楽器と比べて音が出やすいし、運指もソプラノリコーダーと同じなので、
練習すればするほどドンドン上手くなっている気がします。
ですので簡単な曲であればサックス練習の初期段階でも吹く事ができてしまいます。
しかし少し慣れてくると、Cのスケールだと簡単だけど、♯とか♭とか使うと運指が覚えられないとか、
楽譜がなかなか読めないなど色々な壁がでてきて足踏み状態になるときがあります。
真面目に取り組んでいる人ほど、壁にぶちあたり途方に暮れることがあります。
練習をしなければと思うほど、練習がしんどくなってきます。
そんなときは、一度練習から離れてみるのも一つの方法です。
ひたすらライブや演奏会に行ったり、吹きたいと思っている曲を聴きまくるとか、
とにかく自分で「楽しい」と思うことをしてみるのです。
「楽しい」ことを続けているうちに、「もっと吹きたい」「もっと上手くなりたい」と思ったときに練習を再開するのです。
実は、この心の動きがサックスの上達には欠かせないのです。
「上手くなるための練習」は「楽しい」の延長上である事がわかると思います。
楽しいことを続けた結果、自分が楽しいことをしようとしたときに能力が追い付いていないことに気が付きます。
だから、できないことを練習しようとなります。
それがロングトーンやスケール、タンギングかもしれません。
そうすることで、その練習の意味が腑に落ち、そのときにはそれらの練習が楽しい練習に変わっているはずです。