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運指表と言っても、ざっと拾ってみただけでも、これだけの表示方法があります
どの運指表が見やすいかは、人によって違うと思うのですが、Googleで検索すると、色々な運指表が出てくるので、あなたが見やすい運指表を選んで見て下さい。
あなたが知りたい音階の音符をクリックすると、指使いが表示されます。
*替指がある場合は、替指ボタンが表示され、クリックで切り替えることができます。
あなたが知りたい音階をクリックしてみて下さい。
アルトサックス運指は、管楽器の中でも一番簡単な指使いです。
それは小学生の時に習ったリコーダー(縦笛)の指使いと同じだからです。
キーを押して穴を全部閉じた状態から、下から順番に穴を開いていくことで音程が上がっていきます。
とはいっても、サックスはリコーダーより構造が複雑で見た目も全然違います。
押すところも指の数よりも多いです。
これは、1つの指が担当する場所が複数あるからなんです。
ですので、アルトサックスの運指が覚えられないというサックス初心者の方は少なくありません。
そんな方にアルトサックスの運指の覚え方のコツをお話します。
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アルトサックス運指の指使いは慣れるまでに時間がかかります。
アルトサックスの運指を覚える練習方法を紹介します。
1.まず指だけを動かしてみる
マウスピースもつけず、譜面と指を一致させながら、まずテンポも考えずに指だけを動かします。
2.なんとか指が動かせるようになったら、ゆっくりでいいのでメトロノームに合わせながら、正しいテンポで指を動かす練習をします。
どの指使いでどの音になるかを確認しながら、繰り返し練習します。
3.指使いと譜面が一致するようになったら、少しづつテンポを早くしていきます。
ある程度のテンポで指が正しく動かせるコツを掴むことでアルトサックスを上手に吹けるようになります。
運指表は教材によって異なりますが、自分にとって見やすい運指表を見つけるのが上達への近道です。
ここで紹介しているサックス教材ならイラスト化されているので見やすいです。
特に初心者が困る部分は、DVDでテロップや手元のアップ映像などでわかりやすく解説しています。
プロのサックスプレーヤー吉野ミユキが監修したサックス教材では、
キーや指の使い方を動画で解説しているので、とってもわかりやすいです。
一部を紹介します。
1:56からご覧ください。
このサックス教材では、アルトサックス 運指に関する
などについても詳しく解説しています。
見ているだけでもサックスが吹けてしまいそうな内容です。
まず、左手親指はサックス裏側のオクターブキーに置きます。
次に人差し指、中指、薬指は、白い貝のところに上から順番に置いていきます。
右手親指はサムフックにかけて、人指し、中指、薬指は白い貝の部分に上から順番に置きます。
小指は添えるだけです。
これが基本の位置です。
ドレミファソラシは下から順番に指を離していくだけです。
オクターブ上のドは、ソプラノリコーダーと同じで左手の中指を押さえるだけです。
1オクターブ上の「ドレミファソラシド」も簡単で今の運指に左手親指のオクターブキーを加えるだけです。
ここまでができたら次はド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド、と2オクターブの練習を繰り返します。
この時のポイントは真ん中の「ド」と「レ」の指の移動です。
左手中指一本からいきなり小指以外の指全部使いになり、さらに左手親指でオクターブキーまで押さなければなりません。
どうしても初心者はここでもたついてしまうのですが、心配いりません。
誰でもが通る道です。
突き放すわけではありませんが、ここがスムーズになるようになるには繰り返し練習するしかありません。
アルトサックスの早い指の動かし方、ストレッチ方法など、上達への近道方法を次から詳しく解説していますので参考にしてください。
アルトサックスの初心者に多い悩みのひとつに指の動かし方があります。
指の配置や力の入れ加減などコツがなかなかわからないことで悩む方が多いです。
特に少しサックスが吹けるようになってから、曲が難しくなってくると指が早く動かすことができないという悩みです。
ここでは、こんな悩みが解消できる、指を早く動かすことができる練習方法や指のストレッチ方法を紹介します。
サックスの指の動きは小学生の時に音楽の授業で習ったソプラノリコーダーの指の動きと同じです。
ですがサックスはソプラノレコーダーのように指で穴をふさいで音を出すわけではないので、力を入れ過ぎる必要はありません。
力を入れ過ぎることで指の動きは鈍ってしまいます。
キチンと押さえていても、音がひっくり返ってしまうことがありますが、これは指が押さえきれていないのではなく、
リードやマウスピースに問題があるか、それともタンポに隙間が開いてしまっていることが考えられます。
こんな時は、すぐに楽器屋さんに調節してもらいましょう。
アルトサックスの指の動かし方で大事なことは、アップテンポの曲でもキーを正確に押さえ素早く指が動くようになることです。
その為にはキーから指を離した時に指先はいつも触れている感じで離れすぎないようにすると良いです。
基本の指の動きは指の第一関節と第二関節が内側に少し曲がった状態で軽くキーを押さえます。
指が短い人はまっすぐ伸びた状態になるのですが、ノイズが大きくなる原因にもなるのでキーから離れすぎないように注意しましょう。
キーから指を離した時も伸びきるのではなく軽く曲げておくことが大事です。
また、たまに両手の親指のつけ根が痛む人がいますが、この場合はサックスの構え方が良くない場合がほとんどです。
両手の親指でサックスを持ち上げているのです。
サックスはストラップでつるしているので指を使って持ち上げる必要はありません。
指の状態は左右ともに親指以外の指は第一・第二関節が軽く曲がっている状態で軽くボールをつかんだ状態をイメージして下さい。
ただ、サックスを演奏する時に手の形は演奏者の手の大きさに左右します。
あなたの手が小さくて指を曲げたことで、他のキーに手が触れるようなら無理して曲げない方が良いです。
指の長さに余裕があれば曲げる程度に考えてください。
指は軽く曲げることが出来るのなら、軽く曲げましょう。
指の動きは指を伸ばした状態よりも少し曲げていた方が力も入れやすいし、早く反応することができるからです。
また、いつもキーから指を離さないようにしてロスタイムを極力減らすようにします。
指を軽くキーにそえるという感覚です。
押してしまうと音色が変わってしまうので、あくまでも触れる感じです。
複数のキーを同時に押さえる時は、指を同時に押さえるのが基本ですが、
上手くいかない時は、同時に押すときは一番下の指から先に押す感じで、
同時に離す時は一番上の指から先に離す感じで練習してみてください。
例えばドレミファソラシの連符なら、
ドレミ→レミファ→ミファソ・・・・
ドレミファ→ファソラシ・・・・
のような感じです。
6連符なら3連符+3連符と考えて練習します。
まず、音の確認をします。
譜面の音符を『ド・ミ・ソ・シー‥‥』の感じで1音づつ確認しながら口で歌ってみます。
歌えるようになったら譜面を見ないで頭の中で歌いながらサックスを吹きます。
次に譜面をみると、目で音符を確認すると自然に指が動くようになります。
次に指はどれを動かして、と考えるのではなく自然に指が動くようになるまで練習します。
この時に大事なのが、あせらないでまず「ゆっくりから始める」ことです。
リズムをゆっくりから早くに変化させることで、どの2音感の連結が苦手なのかがわかります。
苦手な部分の指回しを重点的に練習することで、早い曲の指回しもできるようになってきます。
練習曲など、なんでもそうですが原曲のスピードで初めから練習するのではなく、あなたが確実に吹けるスピードから始めることが大事です。
サックスというより楽器全般にいえることですが、「楽器は頭で覚えるのではなく指で覚えるもの」という事を理解してください。
この練習を繰り返すことで、頭がイメージした音で演奏ができるようになります。
右利きの人は、左手が弱点になることがあります。
左手を効率よく動かすためのトレーニングを紹介します。
練習方法は「ソラシ」の音域で行います。
オクターブ上の「ソラシ」も練習します。
「ソラシ」の音程は最も出しやすいので絶対にマスターする必要があります。
クレッシェンドでどんどん音量をあげていったり、デクレシェンドで音量を下げることを繰り返します。
音量の最大値、最小値の違いがわかるようにします。
「ソラシ」の運指は左手中指だけで行いますが、つい力をいれがちになります。
力が入りすぎると腱鞘炎になったり、音もでにくくなります。
力が入っているかどうかのチェック方法は、中指以外の人差し指、薬指をチェックします。
この指が伸びていると力が入っていることになります。
常に軽く曲がった状態が理想なので意識するようにしてください。
また、「シ」の運指で薬指を離しすぎると次の音にいけなくなります。
指は必要以上にサックスから離さないようにすることを心がけるようにしましょう。
右手が利き腕の人が多いですが、利き手だと思って甘く見ていると苦しむことになります。
左手同様に練習することで上達のスピードも速くなります。
右手ではレミファ、ファミレの動きを中心に練習をします。
ファ#で右手中指でキーを押している時に、薬指や人差し指がピンと伸びていないか確認してください。
2つの指がピンと伸びていると中指に力が入りすぎています。
人差し指が伸びているとファの運指でサイドキーに触れてしまい違う音を出してしまいます。
人差し指は軽く曲げておく状態を意識してください。
また、指に力が入りすぎると自然にキーを押すことが出来なくなり運指のスピードが落ちることがあります。
力の入れすぎには注意してください。
左手同様に、クレッシェンド、デクレッシェンドで息をコントロールすることも練習します。
音量差がつけられることで表現力がアップします。
これはとても効果があります。
あなたは、今小指だけを曲げることができますか?
ひょっとしたら薬指が動いていませんか?
もし、そうならまだ指1本づつ動かすことができていません。
他にも薬指だけを曲げてみたり、小指や薬指を同時に閉じて見たり開いたりする動作がとても重要になります。
ストレッチの方法はあなた自身が色々考えて実行してみてください。
大事なのは、1本1本の指がすべて独立して動かすことができるようになることです。
うつ伏せになっての腕立て伏せではなく、立ったままで少し壁にもたれかかる感じでの腕立て伏せです。
この時に手のひらをつけないで指の腹だけの腕立て伏せを行います。
これを毎日続けることで、かなり指の動きが早くなりますよ。
是非、実行してみてください。
初心者は最低音のラ#を出すときに、左手の小指が届かないことがありますが、心配いりません。
このラ#は99%使うことはありません。
通常、左手人差し指の上にあるキーをフロントFキーと呼び、通常の指使いではあまり使いません。
(「替え指」とも呼ばれます)
このキーは左手サイドキー(L1,L2,L3)の複雑な指使いを簡単にしてくれる機能があります。
フラジオ『上の「ファ♯」よりさらに高い音域(クラシックではアルティシモとも言います)』を出す時によく使われます。
アルトサックスの指使いに近道はありません。
とにかく地道な努力あるのみです。
基本から離れないで指使いの正しい動かし方を意識し、精度を保った状態で少しづつ速度を早くしていきます。
サックス教室に通うのではなく独学でサックスを練習している方は、基本から外れないためにもわかりやすく、実行しやすい内容で書かれているサックス教則本を見つけて練習するようにしてください。
おすすめは、吉野ミユキのサックス講座&DVDです。
サックス初心者が指使いでつまずかないように、レッスン用の楽譜には運指が載っています。
いちいち運指表を見る必要がありません。
また、楽しみながら指使いが覚えられるような工夫もされています。
DVDとセットなので手元のアップ動画などもあるので、見ているだけであの名曲もすぐ吹けるようになります。
さらに早い曲を吹くときに役立つ「指使いのコツ」や、
指を一気に押さえることができる練習法も伝授してくれます。
「自己流になりそう」「間違った演奏をしそう」という心配はいりません。
テキストやテロップ、動画を駆使して正しいサックスの吹き方を教えてくれます。
好きな時にレッスンができるので、時間が決められたサックス教室よりも、ぐっと効率よく上達することができます。