サックス消音器11種類
ここでは、エアスルーリード、サックスミュートなどサックス消音器11種類を紹介しています。
サックス消音器とおすすめの練習場所を組み合わせることで,周囲に気兼ねすることなくサックスを吹くことができます。
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エアスルー減音サポートシステム
プロ・アマ問わず、多くのサックスプレーヤーに使われています。
エアスルーの「エアスルー・パッチ」「エアスルー・ミュート」を使用することで、音量を約10デシべル下げることができます。
- サックスを普通に吹いたときの音量:95〜115dB
- エアスルー減音サポートシステムを使った減音奏法:80〜90dB
10デシべル下がると、音圧は一般的に半分になるといわれています。
エアスルーを使わない減音奏法は、吹き込む息の量を減らすことで音量を下げるのですが、思いきり吹けないストレスを伴い、コントロールも難しいいです。
その点、エアスルー減音サポートシステムは、減音奏法ですが、ふだん演奏するときと変わらない息の量で、演奏することができるので、
ストレスを抱えることなく、コントロールも普段の演奏と変わりません。
エアスルー・ミュート
- ATM-AS:アルトサックス用
- 価格:5,280円(税込)
- より自然な吹き心地に近づけたサックス用ミュート。
吸音材の装着方法によって、4パターンの減音効果が選べます。
同梱パーツ
丸型吸音材、薄型吸音材、厚型吸音材、ハードタイプ吸音材×2
エアスルー・パッチ
- ATP-AS1-1.5:アルトサックス用
- 価格:1,760円(税込)
- エアスルー・ミュートとセットで使用することでより効果を得られます。両側の細いパイプへ息を分散させてリードの振動を抑えることで、普通に演奏するときの息で吹くことが可能です。
- おすすめのマウスピース
セルマー:S80C☆、S80C☆☆、S90-170、S90-180、S90-190
メイヤー:5MM
エアスルー・リード
- ATR-ASJ-1 〜ATR-ASJ-4:アルトサックス用
- 価格:4,840円(税込)
- 樹脂製リードの先端に独自の形状のスリットを入れることで、普段と変わらない息の量で減音奏法をすることを可能にしました。
スリットから適度に息を逃す構造と、振動する先端の面積を減らすことで、減音効果を高めています。
- エアスルー・リードにはClassicalとJAZZの2種類のカットがあります。
- アルトサックスJAZZ ATR-ASJ-1、1.5、2、2.5、3、3.5、4
販売店
時々、在庫切れの時があります。
アルトサックス消音器(Alto Sax Mute)
ベルにはめ込むタイプでは、こんな消音器もあります。
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- Alto Sax Mute
- 価格:2,536円(税込)
- ABS素材で作られた軽量で丈夫なプラスチック製消音器
2割程度ぐらいの消音効果
e-sax
アルトサックスの消音機”e-sax”を使用することで自宅でも練習が可能です。
消音された音はテレビやオーディオぐらいの音量まで小さくなります。
吹奏感はそのままに、内臓された高性能マイクを通してイヤホンで生音を聴く事ができます。
↑詳細・購入は画像をクリック↑
サックス用マウスピース練習器(サイレンサー)
マウスピースをネックの代わりに装着するサイレンサーです。
アンブシュア、アーティキュレーション、呼吸法の改善、ピッチコントロールの練習ができます。
消音効果は抜群で形状もポケットに入るサイズなので持ち運びも楽で場所を選ばずに練習することができます。
付属のアダプターを付け替えれば、ソプラノからバリトンまで練習可能です。
使い方説明でDVDが付属で付いています。
【口コミ】
サックスを初めて4か月ですが、初めはピーとも鳴らすことができなかったですが、
毎日5〜10分練習を続けたら少しずつ音が安定して出るようになりました。
1週間ほどしてからサックスを吹いてみたら音に厚みと深みが出てきたような気がします。
普段はカバンに入れて持ち歩き、人がいないバス停での待ち時間や、車での信号待ちの時など、わずかな時間でも練習できるので重宝しています。
AE-01 Aerophone mini(エアロフォンミニ)
Rolandから2019年9月に発売されたエアロフォンミニ”(AE-01)なら、深夜でもサックス練習ができます。
運指はサックスと同じです。
音出しも生音でもいいし、ヘッドホンやイヤホンで聞くこともできます。
スピーカーに繋げることもできます。
電池で作動するので演奏場所を選びません。
とてもコンパクトで軽く持ち運びも便利なので、旅行先とかにも持っていくことができます。
本体内蔵の音色は6音色(サックス、フルート、バイオリン、クラリネット、トランペット、シンセサイザー)ですが、
アプリを使えばチェロ、ティンパニー、ドラム、二胡や尺八など50以上の音色で演奏することもできます。
アプリには、11の練習曲が内臓されていて、演奏後に点数も出るようになっています。
運指表も表示してくれるので楽譜が読めなくても大丈夫です。
テンポも調節できるので慣れるまで無理なく練習することができます。
ローランドは今までに、2種類のエアロフォンを発売してきましたが、
今回発売されたエアロフォンミニ(AE-01)が一番、サックスに近く、コンパクトでお値打ちです。
場所、時間を選ばないサックスの練習にはもってこいの楽器です。
「Travel Sax(トラベルサックス)」
まったく新しいタイプの電子サックス「Travel Sax」が開発されました。
これなら、まったく練習場所に困ることもありません。
まず、形状からして全長22cm、重さ300gと超小型で、持ち運びしやすく、
大きい音も出ないので練習場所を選びません。
動画を見てもらえればわかりますが、人が大勢で入りするコーヒーショップでも練習することができるのです。
本物のマウスピースを装着して演奏でき、小さいながらキー配列とキーを押した感触は本物と変わりません。
マウスピースとリードは、一般的なサックス用のものが使えます。
BluetoothやUSBでスマートフォン、タブレット、PCに接続することもできます。
まだ、日本では発売されていませんが近いうちに発売されるでしょう。
待ちきれない人は、Kickstarterからプレオーダーすることができます。
499ドル(約6万円)から入手できます。
サックスモニカ(Saxmonica)
ご覧の通り、ネックとチューブに別れることができ、ポケットに入るぐらい、とてもコンパクトです。
サックスと基本的な手の位置と運指は同じです。
アコースティック楽器ですが、アンプに繋ぐこともできます。
アンブシュアのトレーニングや、リードとリガチャーを交換して曲に合わせた音色を楽しめます。
まだ、日本では市販されていませんが、ネットを通じて購入することができます。
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音が鳴らないリード(消音リード)
サックスのマウスピースブランド「Gottsu(ゴッツ)」が、音が鳴らないリード(消音リード)を開発しました。
この消音リードがあれば、いつでもどこでも吹くことができます。
より詳しい説明は「サックス リードの選び方」のページでしているので、そちらをご覧ください。
(実演動画解説あり)
ヤマハ デジタルサックス/YDS-150
ヘッドホンやイヤホンを使用することで、サックスの音を外部に漏らすことなく演奏できます。
ヘッドホンやイヤホンを使用しなくても、15段階で音量を調整できるので、生音でも夜間でもリビングルームでも演奏可能。
外部スピーカーにつなげばステージでの演奏も可能です。
周囲を気にする必要がありません。