サックス練習場所19選
サックスの練習場所はプレーヤーを悩ませる問題です。
金管楽器はベルを練習用のミュートで防ぐことで消音し、ある程度練習できるのですが、サックスは穴だらけ(笑)なので、それができません。
サックス練習場所は、意外に自宅で練習している方が多いです。
苦情はあるのですが、近所からよりも家族からの苦情が多く(笑)、時間帯や音量調節で家族と折り合いをつけて納得してもらっているようです。
いなかに住んでいる人は、よく河原や橋の下などで練習するという話しをよく聞きます。
近くに河原がない人や都会に住んでいる人、これからサックスの練習場所を探すという方は、まずは自宅で音を出してみて「これは無理」と思ったら、次に紹介するサックス練習場所19選から、あなたに合うサックス練習場所を見つけてみてください。
きっと、あなたの環境に合ったサックス練習場所がみつかるはずです。
サックス練習場所6選
・公園 | ・音楽貸しスタジオ |
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・カラオケボックス | ・音楽教室 |
・公共施設 | ・海岸 |
少し出費になりますが防音室の設置、レンタルも紹介します。
もし、あなたが引越しを考えることができるなら、楽器演奏が可能な物件に住むことも可能です。
こちらの方法も、あなたが思っているよりも意外と安くすむのでビックリするかも?
深夜でもできるサックス練習場所4選
防音室は約30〜45デシベル(dB)の遮音が可能
・防音室 | ・防音ボックス |
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・演奏可能なアパート | ・楽器を持たない練習 |
夜中でも関係なく、いつでも好きな時間に好きなだけ練習できる消音器もあります。
アルトサックス消音器 9選
市販の消音器(ミュート)で約25dB程度、音を小さくすることができます。
・サイレンサー | ・エアロフォンミニ |
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・Travel Sax | ・e-sax |
・Alto Sax Mute | ・エアスルー減音システム |
・サックスモニカ | 音が鳴らないリード(消音リード) |
・ヤマハデジタルサックス | |
サックス練習場所ランキング
- 1位「カラオケボックス」
- 2位「自宅」
- 3位「公共施設・音楽スタジオ」
- 4位「公園や河原」
- 5位「自宅(防音室)」
カラオケボックス
実際に利用している人も多くいます。
料金が安いことと練習に疲れたらフリードリンクなどで休憩できるのも魅力です。
ただ、カラオケボックスでも楽器の練習などカラオケ以外の目的の使用を禁止しているお店もあるので確認が必要です。
- ・シダックス
アルトサックス練習可能
- ・歌広場
アンプに繋げることがなければOK
- ・ビックエコー
一部楽器使用は不可(要確認)
料金は300円〜600円
平日の昼間は安いですが、土日祭、夕方からは高くなります。
年末・年始は特別価格で高くなるお店もあります。
高くなると音楽貸しスタジオ料金とかわらなくなるケースもあるので、その時はスタジオの方がいいかも?
- 喫煙ができる部屋もあります。
- 予約は前日までで当日の予約はできません。
- キャンセル料は発生しません。
30分遅れると自動的にキャンセルになります。
- 室内での飲食ができます。
- 音は室外に聞こえます。
カラオケで練習している人の生の声
カラオケはよく利用します。
断られたのは5件中1件です。
部屋によっては響き具合が違いますが気兼ねなく練習できます。
夏でも冬でも夜でもエアコン照明完備で、外で練習する時のように風で譜面が飛んでいかないので快適です。
デメリットはタバコの臭いがすることです。
数年前からカラオケを使っています。
先日気になって従業員の人に尋ねたら何も問題ないと言われました。
カラオケ屋で練習できます。
でも、まずフロントで確認する方が確実です。
私はドリンクを注文し、カラオケも利用しながら吹いています。
本人は吹かないけれど、カラオケ利用者の声です。
名古屋のジャンカラではサックス吹いている人がいます。
僕の知人でカラオケでクラリネットやサックスやっている人います。
トランペットを練習されている方がいます。
私は普通に歌っているのですが、毎週同じ時間帯に利用されているようです。
私が歌っていない時に少しだけ音が聞こえてきます。
隣の部屋になった事はないですが、お隣だと気になるかもしれませんが、
私はなんとも思いません。
それよりも楽器が吹けるなんて素敵だなあと思います。
公園
人通りがあったりすると練習風景を見られることになりますが公共の場ですからこれは仕方がありません。
時には珍しがって人が寄ってくるかもしれません。
場合によっては「1曲吹いてみて」と言われ練習に集中できないこともでてきます。
また、人通りが少ないと人の目を気にすることはありませんが危険を伴う場合があるので注意が必要です。
しかし、全く費用がかからないですし、 晴れていれば外で吹くのも気持ちいいです。
*砂がつくと手入れが大変なので注意して下さいね。
音楽貸しスタジオ
一番問題がない練習場所です。
バンドで使用する時には、人数分の費用がとられるので高くなりますが、空いていれば個人練習で使う分には安く借りることができます。
だいたいですが、料金は1時間600円〜1,000円ぐらいで借りることができます。
- 室内は禁煙。
室外では喫煙できるスタジオもあるようです。
- 個人練習は、前日からしか予約を受け付けないところが多いです。
当日の予約もできます。
- キャンセルは予約が確定していればキャンセル料が発生します。
スタジオによります。
- 楽器もスタジオによっては有料になりますが預かってくれます。
- 室内での飲食はできません。
- 室外への音漏れはほとんどありません。
音楽教室
教室によって違いますが、ヤマハやカワイなどの音楽教室では空いている部屋を個人練習用に貸してくれる教室もあります。
生徒への貸し出しが主なのですが、生徒以外にも貸し出しをしている教室もあるので、
近くに音楽教室があるのなら問い合わせをしてみるといいでしょう。
費用は音楽貸しスタジオより割高傾向で、
1時間500円〜1,500円と幅があります。
島村楽器の会員価格は、1時間だと30分無料で、残り30分が330円です。
ただし、休会したり脱会すると、会員優遇はなくなり、会員価格の約3倍の一般価格になります。
公共施設
地域によっては、自治体の文化会館や公民館などを利用することができます。
利用方法や料金はそれぞれですが、1時間とかの短い時間の貸し出しではなく3時間単位の貸し出しが多いようです。
費用はかなり安いですが、手続きがちょっと面倒だったり、事前申請が必要なので各施設に問い合わせをしてみてください。
音を出せる部屋が限られてたりするけど、安いし苦情も来ないし便利です。
海岸
サックスがさびるのでやめましょう。
サックス練習場所:防音室、賃貸
防音室
購入
電話ボックスのようなものを部屋の中に入れる感じです。
防音室はヤマハやカワイで取り扱っています。
サイズも色々あるので、詳しくはホームページをご覧ください。
レンタル
ヤマハなら防音室のレンタルも行っています。
新品と中古の両方を取り扱っていて、中古の0.8畳タイプなら毎月10,400円〜レンタルすることができます。
考えようによっては、音楽スタジオで回数重ねて練習するよりは安くつくかも?
しかも、いつでも好きな時間に好きなだけ練習できるのはとても魅力です。
新品、中古の両方とも夏の蒸し暑い時の対策用でクーラーも別費用がかかりますが設置する事もできます。
防音ボックス
防音専門ピアリビングから、自宅でのテレワーク、楽器演奏を快適にする防音ボックス「おてがる〜む」が販売されました。
低価格、省スペースです。
- 値段:180,000円(税抜)
- 室内サイズ
高さ:1880mm。
横幅:815mm。
奥行き:1110mm。 - 付属品
換気ファン、LEDライト、テーブル
組み立ても業者いらずで、DIYに不慣れな方でも1時間程度で完成します。
消音効果はこれだけあります。
楽器演奏可の物件に住む
エッツ!そんな賃貸物件があるの?
って感じでしょうが、結構、楽器演奏可能な賃貸物件があるんです。
ネットから「楽器演奏可能なアパート」で検索をすると色々な賃貸紹介業者がでてきます。
有名大手では、テレビCMでお馴染みのHOME’Sなどは割と多くの物件を扱っていますよ。
こちらも地域によりますが、今の賃貸料とあまり変わらない家賃で探すことも可能です。
一度検索してみてください。
サックス練習場所:夜や音を出せない場合の練習方法
関連記事:サックスを持たない練習方法:【指番号トレーニング】
アルトサックスの練習は何も音を出すことだけが練習ではありません。
音を出さない練習方法もあります。
通勤しながらテレビを見ながらでもできる練習方法です。
もちろん楽器を持つ必要はありません。
それでも楽器を吹く力が身につきます。
★良い呼吸法(腹式呼吸)で吹けるようになる練習
★音を安定させるために、口元の筋肉を鍛える練習
これらの練習方法は 【初心者向けアルトサックス教本&DVD 3弾セット】3つの豪華特典のうちの一つについています。
サックス練習場所の音量は何デシベル(dB)が妥当?
アルトサックスの音量は約110デシベル(dB)です。
環境省が定める「騒音に係わる環境基準」では、住宅地で許容される音量は、昼間55デシベル(dB)以下、夜間45デシベル(dB)以下と定められています。
サックスを集合住宅で練習する場合、隣の部屋に聞こえる音の大きさは、木造で約75デシベル(dB)、マンションで約60デシベル(dB)です。
戸建ての住宅でも木造だと騒がしい日中でも、かなり近隣に響き渡ります。
いずれも、基準値を上回っているので、普通に練習していては騒音とみなされてしまいます。
公園駐車場などに車を停めて窓を締め切った車内でも、音はかなり外に漏れてしまいます。
アルトサックスを始めるにあたってサックス初心者が困るのが練習場所の確保です。
自宅で練習できればいいのですが近所迷惑が心配です。
特に夜などは防音室があれば別ですが、まず音を出すことは不可能です。
でも大丈夫です。安心してください。
ここで紹介しているサックス練習場所18選の中に、きっとあなたに合った練習場所が見つかるはずです。