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スケール練習ははサックスを演奏するのに必要な基礎中の基礎練習ですが、
スケールができるだけで、即興やコードを決めたセッションなどにも参加することも可能です。
また、着想を変えればとてもカッコいいフレーズを吹くこともできるようになります。
サックス初心者が、ロングトーンの次に必須の基礎練習はスケール練習になります。
スケールとは音の階段・音階のことで、メジャースケール(ハ長調)、マイナースケール(イ短調)、ペンタトニックスケール、ブルース・スケールなど数種類あります。
メジャースケールは明るい響きが特徴的で、マイナースケールは暗い(悲しい)響きが特徴的です。
ペンタトニックスケール、ブルース・スケールは、あこがれのサックス・プレイヤーのアドリブをコピーすることで徐々に身についていきます。
スケールの中でも基本のメジャースケールだけでも細かく分けると全部で12種類。
鍵盤を見てもらえばわかりますが、1オクターブには半音を含め(ド,ド♯,レ,レ♯,ミ,ファ,ファ♯,ソ,ソ♯,ラ,ラ♯,シの)計12種類の音があります。
メジャースケールは1オクターブ内の音階の数だけあるのです。
全音から始まるスケールは、7種類あります。
まずは、このメジャースケールをすべて吹けるように練習しましょう。
とはいっても、いきなりは無理ですよね。
島村楽器のインストラクターが公開しているレッスン動画があるので、まずは感じをつかんでみてください。
初めは、#や♭が少ないキーから、徐々に調号の多い調のスケールを練習していくのが良いでしょう。
そしてテンポも80からスタートして、徐々にテンポを早くし240以上でも正確に吹けるようにします。
まずはメトロノームを使って、4拍ずつミbからオクターブ上のミbまで、息継ぎをしながら吹く練習からはじめてみましょう。
最終的には、譜面を見ることなく12種類全部吹けるようになることです。
最初は口が辛くなったり、息が持たなくなったりしますが、そんな時はリズムやテンポを変えながら練習するのも良い方法です。
練習中に、オクターブキーをまたぐと音が裏返ってしまうことがあるのですが、
これはアンブシェアがうまく行われず、マウスピースを口で強く締めすぎていることが考えられます。
こんな時には、加える力を少しゆるくして吹いてみるといいでしょう。
また、低い音から始まる時潰れた音がしたり、音がうまくでない時などは、
キチンとできるテンポまで速度を下げて、完璧に出来るようになってから少しづつテンポを上げていってください。
指が早く動かない時も同じです。
遅いテンポで確実に指がスムーズに動くのを確認しながらテンポを早くしていきます。
いずれにしても、慣れてくるまでには長い期間がかかります。
メジャースケールを12キーでスムーズに自由に吹けるようになれば、アドリブが何も考えることなく指が勝手に動いてくれるようになります。
そのためには、まずメジャースケールを繰り返し練習しましょう。
12キーで練習する事がとても大事です。
それが出来るようになってからマイナースケールも覚えます。
マイナースケールは3種類ありますが、まずハーモニックマイナースケールだけでも覚えるようにします。
これらが出来るようになるには、必死に練習しても2〜3ケ月はかかります。
練習時間によっては、もっとかかるかもしれません。
しかしこれらがキッチリと身に付いてしまえば、不思議なことに楽譜を見ながら(コードネームを)アドリブっぽく吹けるようになっている自分に驚くはずです。
慣れてくればこれらは20〜30分で出来るようになります。
できるようになったからと練習を止めるのではなく基礎練習としてずっと続けるようにしてください。
サックスを習い始めの頃は、とにかく早く曲が吹けるようになりたいと思います。
音階(スケール)練習も、そのうちうまくなれば出来るようになると思いがちですが、そんなに甘くありません。
そんな思いで月日が流れていっても、いっこうにうまくなりませんよ。
サックスが上手くなるのにはスケール(音階)練習が不可欠です。
ジャズでアドリブをしたいと思っている人にとってはマストな練習です。
スケールのわかりやすい練習方法は、「吉野ミユキのアルトサックス講座」の第3弾、レッスン3で基本からわかりやすく解説されています。
自宅でプロサックス奏者・吉野ミユキのレッスンをマンツーマンで受けているような気分で学ぶことができます。
ジャズのアドリブを吹くために必要な「スケール」が基本から学ぶことができます。
スケールの練習をあまりしないと、譜面で難しい指使いが出てくると何度もその個所を練習することになります。
スケール練習をしっかりとすることで、譜面に対応するスピードが上がってきます。
また、アドリブも考えなくて吹けるようになります。
勝手に指が動いてしまうほど繰返し練習をすることで演奏中に音を間違えることもなくなります。
息がコントロールできることで音量もコントロールできるようになります。
オクターブキーを挟んだあたりは音色が変わりやすく、突然音色が変わるのは聴いている人にとっては気持ちが悪いものです。
聴衆に下手だなあという印象を与えてしまいます。
スケールを練習することで音が自然に流れるようになります。